良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第53回が1月17日に放送。“ラジオ界のレジェンド”とも呼ばれる浜村淳さんが、人気の名物ラジオパーソナリティー、磯村吟(いそむら・ぎん)役で登場。声のみの出演だったが、浜村さんのおなじみのフレーズ「さてみなさん」が飛び出した。
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第53回では、関西一のトランぺッターを選ぶコンテストの衣装を選ぶため、錠一郎(オダギリジョーさん)とるい(深津さん)は洋品店を訪れ、そこで2人の思いは通じ合う。準備万端と思っていたところ、ラジオで「勝者はトミー北沢(早乙女太一さん)に違いない」という予想を偶然聞き、錠一郎は自信をなくしてしまう。映画館主の西山(笑福亭笑瓶さん)の勧めで、2人は気分転換に映画を見に行くことに……という展開。
俳優の“モモケン”こと桃山剣之介(尾上菊之助さん)と伴虚無蔵(松重豊さん)が大立ち回りを披露した映画について、磯村吟はラジオの映画コーナーで「日本の映画史上まれにみる駄作」と酷評。モモケンが主演を務める大作という触れ込みだったが、磯村は、大部屋俳優だった伴虚無蔵を「何でこんな大作に起用したのか」などと疑問を呈した。
“浜村節”全開で映画を一刀両断する様子に、SNSでは「朝ドラ見てるはずなのになぜか『ありがとう浜村淳です』が聴こえてきた」「完全に浜村淳本人によるセルフパロディーやん」「名調子ですぐにその人とわかる浜村淳さん」「浜村淳さんのしゃべりをうまく使ってるなあ」「浜村淳さんがこないに映画を酷評するのん今まで聞いたことないわ(笑い)」と盛り上がりを見せた。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。
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