鎌倉殿の13人:市川猿之助“文覚” 平家打倒を説いて回る謎の僧 後白河法皇、頼朝の父と因縁あり?

2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で市川猿之助さん演じる文覚 (C)NHK
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2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で市川猿之助さん演じる文覚 (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。2010年の「龍馬伝」以来、12年ぶりに大河ドラマ出演を果たす市川猿之助さんが、今作では“謎の僧”文覚(もんがく)に扮(ふん)する。

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 文覚は都と坂東を行き来し、平家打倒を説いて回る謎の僧。後白河法皇や頼朝の父・義朝とも因縁があるらしく、頼朝にアプローチしてくる。猿之助さんは昨年の出演発表の際、「このたび、三谷幸喜先生のお声がけにより、『龍馬伝』以来、約10年ぶりに大河ドラマに出演させていただけることになり、役者としてこのような喜びはございません」と語っていた。

 1月23日放送の第3回の副題は「挙兵は慎重に」。治承4(1180)年4月、源頼朝(大泉洋さん)と引き離された八重(新垣結衣さん)は、伊東祐親(浅野和之さん)の家人・江間次郎(芹澤興人さん)の元へ嫁がされていた。対岸の江間館を見つめる北条義時(小栗さん)。そんな折、頼朝の叔父・行家(杉本哲太さん)が北条館を訪ねてくる。

 怪しがる政子(小池栄子さん)。しぶしぶ対面する頼朝だが、行家は平清盛(松平健さん)へ反旗を翻した後白河法皇(西田敏行さん)の御子・以仁王(木村昴さん)の令旨(りょうじ)を携えていた……。

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