木村拓哉さん主演の連続ドラマ「未来への10カウント」（テレビ朝日系、木曜午後9時）第3話が4月28日に放送される。同話には、松葉台高校ボクシング部の唯一の女子部員・水野あかり（山田杏奈さん）の義父・今宮智明役で、俳優の袴田吉彦さんが出演。離婚したあかりの母・響子（吉沢梨絵さん）に復縁を迫り、暴力を振るう“DV義父”を演じる。

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　2カ月後のインターハイ予選で、強豪・京明高校を倒す目標を掲げた松高ボクシング部。桐沢も指導に本腰を入れ始める。唯一の女子部員のあかりは「ケンカで勝てるボクシングを教えてください」と、思い詰めた表情で桐沢に訴える。

　あかりは基本練習に励む部員たちの前で「インターハイとかどうでもいい。私は強くなれればいい」と言い、桐沢に別メニューを要求。断られたあかりは「ボクシング部を辞める」と、練習場から飛び出す。

　間もなく、ボクシング部マネジャー・西山愛（吉柳咲良さん）から、あかりの家庭環境が明かされる。響子はあかりの実父の死後、銀行員の今宮と再婚したが離婚。今宮は最近、家に押し掛けては響子に復縁を迫り、時には暴力も振るうという。

　事情を知り、あかりを心配する桐沢だが、校長の大場麻琴（内田有紀さん）に「この件は正規の教職員で対応する」と、くぎを刺されてしまう……。

　ドラマは、高校時代にボクシングで4冠達成という輝かしい成績を収めながら、度重なる不運で生きる希望を失った桐沢が、廃部寸前の母校・松高ボクシング部のコーチを引き受け、熱い気持ちを取り戻す姿を描く。