放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)で、比企能員を演じる佐藤二朗さんが、8月7日に東松山市民文化センター(埼玉県東松山市)で開催されたイベント「プレミアムトーク in 埼玉~比企一族スペシャル~」に登場。佐藤さんは「比企一族は歴史的な敗者で、あまり教科書に載っているような人たちではない」と話しつつ、「でも僕は(NHKの歴史番組)『歴史探偵』のMCをやっているというのもあって感じるんですけど、歴史であんまり描かれてない、フィーチャーされない暗部とか、そういう影の部分を輝かせることができるのは俳優の醍醐味(だいごみ)の一つですよね」と思いを語った。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
イベントには、比企尼役の草笛光子さん、比企時員役の成田瑛基さんが出演。せつ役の山谷花純さんもサプライズ登場した。
佐藤さんは比企一族について「ただ史実の上では比企は敗者なので、能員がもっとちゃんと人の意見を聞けばよかったのかなとか、いろいろ思いはありますけどね」と複雑な心境を吐露。
一方、草笛さんは「私は比企の家族になれてとてもうれしいですし、誇りです」ときっぱり。「“比企”という名前だけで少し、“上つ方(身分の高い人)”に見えますでしょう。それに、私は比企尼という人について、このごろやっと気がついたんですけど、すごい女性だったんです。頼朝を育てた、比企という家を育て上げた中世日本のすごい女性、と紹介されていた本を読んで、『ああ、私、間違った演じ方をしちゃったかな』と思うくらい。器の大きな、たっぷりとした人で、余計なことは言わないけどちゃんと要所要所に目が届いていて。頼朝のためにこの人たち(比企一族)も全部引き連れちゃうんですよね。みんなで頼朝を持ち上げた家族だったんです」と胸を張った。
「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗旬さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。
1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(12月14〜20日)は、人気刑事ドラマ「相棒」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の新春恒例元日スペシャルが、20…
お笑いコンビ「令和ロマン」が12月22日、漫才コンテスト「M-1グランプリ2024」(ABCテレビ・テレビ朝日系、12月22日午後6時半)で優勝。記念すべき第20代王者で初の連覇…
1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(12月14〜20日)は、2025年1月期のTBS系日曜劇場「御上先生」で主演の松坂桃李さん演じる“官僚教師”…
橋本環奈さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、第13週「幸せって何なん?」を放送。12月23日の第61回は……。
俳優の松本若菜さん主演の連続ドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系、木曜午後10時)の最終話が12月19日に放送された。冬月(深澤辰哉さん)が莉紗(さとうほなみさん)にかけたひと言…