初恋の悪魔:“ヘビ女”松岡茉優の悲しい過去が明らかに 演技力に「無双している」の声も(ネタバレあり)

ドラマ「初恋の悪魔」第6話の一場面=日本テレビ提供
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ドラマ「初恋の悪魔」第6話の一場面=日本テレビ提供

 俳優の林遣都さんと仲野太賀さんがダブル主演を務める連続ドラマ「初恋の悪魔」(日本テレビ系、土曜午後10時)第6話が、8月20日に放送された。今回、“ヘビ女”と呼ばれる星砂(松岡茉優さん)のもう一人の人格の過去が明らかになり、視聴者からは「悲しい過去を背負ってたんだな」「松岡茉優が無双している」などの反響が集まった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 脚本は「東京ラブストーリー」などの坂元裕二さん。警察署でそれぞれ別の部署に勤める訳ありの4人が難事件を解明する姿を描く。やがて、4人の間には友情が芽生え、恋模様も描かれる。

 第6話では、もうひとつの人格となった星砂(松岡さん)と偶然東京で会った鈴之介(林さん)は、距離感の近いいつもと違う星砂に戸惑う。その後、鈴之介宅を訪れた星砂は、少しずつ心を許し始めた鈴之介に自分の過去を語り始める……という展開だった。

 星砂は、16歳で家出して上京したこと。そこで出会ったリサ(満島ひかりさん)という女性に救われたことを鈴之介に明かす。しかし、ある日リサが連れ去られてしまい、星砂はリサを助けるために走り始めるが、途中で記憶がなくなり「次に目を覚ましたときは7年たっていて。私は何でか警察にいて、少年課の刑事になっていました」と語る。

 刑事に“なっていた”星砂は、リサが17歳の男の子を殺害し、警察から追われていることを知る。すると、その事件を追っていた担当刑事が悠日の兄・朝陽(毎熊克哉さん)だったことが分かる。

 朝陽と会った星砂は「彼女が人を殺すなんて絶対にない」と訴えたが、朝陽は聞く耳を持たなかった。そのため、星砂は怪しい人物を朝陽に密告するなど、なんとか状況を変えようと奮闘するも事態は好転しなかった。

 その後、リサと再会できた星砂は一緒に逃げる覚悟でもう一度、彼女に会いに行く。しかし、そのときリサは朝陽から追いかけられており、朝陽が発砲した銃弾が星砂に当たってしまう。星砂はそこでまた記憶をなくし、「次に目を覚ましたときは、また2年たってたんだよ」と、複雑な自分の記憶を明かす。

 何も言わず話を聞いていた鈴之介は「もし、また君がいなくなることがあったら、後は引き継ぎます。それで、少しは怖くなくなりますか?」と優しく語りかける。一方で「ひとつ問題がある。彼女を逮捕した馬淵朝陽という刑事。その刑事は摘木星砂さんの恋人の馬淵悠日の兄だ。困った。彼は友達なんだ……」と打ち明けるのだった。

 SNSでは「ヘビ女の人格が本当の星砂ちゃん?」「ヘビ女の人格にも消えてほしくなくなった……」など、悲しい過去に共感する声も。さらに「松岡茉優ちゃんの、2人分の演技がナチュラルすぎてすごい!」「松岡茉優ちゃんの演技力に脱帽」と松岡さんを絶賛するコメントも多く寄せられている。

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