初恋の悪魔:真犯人が明らかに “小鳥”柄本佑に謝罪の声も(ネタバレあり)

連続ドラマ「初恋の悪魔」最終回の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「初恋の悪魔」最終回の一場面=日本テレビ提供

 俳優の林遣都さんと仲野太賀さんダブル主演の連続ドラマ「初恋の悪魔」(日本テレビ系、土曜午後10時)最終回が9月24日に放送された。一連の連続殺人事件の真犯人が明らかになり、視聴者からは「スッキリしました」「やっぱり犯人はそうだったんだね」などの声が集まった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 第9話(17日放送)では、5年前、3年前、第7話で新たに発生した殺人事件の被害者と、弓弦(菅生新樹さん)が12歳のときに同じアウトドアクラブに参加していたことが分かっていた。

 最終回では、鈴之介(林さん)と悠日(仲野さん)が鈴之介宅に戻ると、玄関先には血痕があり、目の前には、おにぎりを頬張る弓弦が。星砂(松岡茉優さん)と小鳥(柄本佑さん)の姿が見えず、鈴之介と悠日から疑いの目をかけられた弓弦は、部屋に閉じこもってしまう。さらに、弓弦から「またやっちゃったんで、お願い」というメッセージを受け取った父・雪松(伊藤英明さん)も、鈴之介宅に急いで駆けつけてきた。

 雪松は、弓弦たちがアウトドアクラブで一緒だった磯谷大地が、からかいの延長線上で溺れて亡くなってしまったことがすべての始まりだったことを打ち明ける。その後、時間をかけてその場にいた他の3人を殺害していった弓弦。雪松は、「警察に突き出せる親がいるか?」と弓弦の罪を隠蔽(いんぺい)していたのだ。

 すべてを明かした雪松は「俺が犯人だということにしてくれ。俺が死刑になって、それで終わりにする」と鈴之介に懇願する。しかし、鈴之介は「終わりませんよ。あなたが死刑になっても、ずっと続くんですよ」と拒否した。

 そして、弓弦が引きこもっている部屋の前で、鈴之介ははさみを手にし「悪魔を殺せるのは悪魔だけだ」と悠日に伝え、弓弦と対峙(たいじ)する。その間、悠日は部屋で星砂と小鳥の無事を確認。最初は、弓弦を殺すほどの形相だった鈴之介は、星砂と小鳥の無事が分かると、手錠を取り出し、彼を逮捕した。

 SNSでは「やっぱり息子(弓弦)が犯人だったか~」「雪松はずっと終わりにしたかったんだろう」「子を持つ親として背筋に悪寒が走ったよ」「最終回、どんでん返しがなくて良かった」などのコメントが上がった。

 一方、第9話で意味深な行動もあった小鳥は、視聴者から「黒幕なのでは」と疑いの声もあったが、結果的には鈴之介宅で何かが起きたことを察し、家の中に入るのをためらっていただけだった。視聴者からは「ことりん(小鳥)、疑ってごめんね」「柄本佑が、このまま癒やし系で終わるわけがないと疑ってごめんなさい」「小鳥を犯人説を唱えてた人~。小鳥に謝れ」と“謝罪”のコメントが並んだ。

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