フェイクマミー
第9話 ニセ母計画崩壊!?追い込まれた家族の決断
12月5日(金)放送分
俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)に畠山重忠役で出演している中川大志さん。ドラマには第1回「大いなる小競り合い」(1月9日放送)から登場し、初期メンバーの一人として、ここまで物語を彩ってきた。中川さんにとって「鎌倉殿の13人」は、「江 姫たちの戦国」(2011年)、「平清盛」(2012年)、「真田丸」(2016年)に続く、4作目の大河ドラマ。錚々(そうそう)たる先輩俳優陣に囲まれながらも、どこか余裕さえ感じさせる演技と存在感で視聴者を魅了している。
あなたにオススメ
朝ドラ「ばけばけ」徹底特集! 高石あかりがヒロインに
演じる重忠は、主人公・北条義時(小栗さん)と同年代の武蔵の武者。謹厳実直な人柄で、義時とは互いの力量を認め合う仲といい、知勇兼備で武士の鑑(かがみ)といわれる。
劇中では、たびたび周囲から「見栄えの良さ」を指摘され、本人も自覚している節がある。見た目も性格も違う和田義盛(横田栄司さん)とはいいコンビで、どこか皮肉屋な三浦義村(山本耕史さん)とのやりとりはウイットに富み、どんな些細(ささい)なシーンでも印象的に映る。
当然、脚本の三谷幸喜さんの筆力に負うところが大きいが、キャスト陣の役者としての力量も無視はできないだろう。
重忠が出てくるシーンで、常に感じられるのが、中川さんの肩の力が抜けた“軽妙洒脱”さだ。まだまだ「若手」とも呼べる24歳という年齢でありながら、10代前半の頃から着実に作品を重ね、近年は「au」のCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズやNHKのコントバラエティー「LIFE!~人生に捧げるコント~」でユニークなキャラクター性を見せ、役柄の幅をグッと広げることに成功した中川さんだからこその「円熟味」とも言うべきか。とにかく見ていて「安心感」があるのだ。
それは決して「若さが足りない」「つまらない」ということではなく、むしろ逆で、眉一つ動かしただけで、微妙なニュアンスを伝えることができる、演技の「面白さ」「奥深さ」が詰まっているような気がしてならない。
人気のキャラクターがまた一人、また一人と退場していく「鎌倉殿の13人」の中で、重忠の行く末が気になっている視聴者も多いと思うが、さわやかで軽やかで巧み、かつ、まだまだギアを一つ二つ上げることができる「余力」も持ち合わせていそうな中川さんが、この先、どう「武士の鑑」を演じきってくれるのか、今後の放送にも注目だ。
俳優の間宮祥太朗さんと新木優子さんがダブル主演を務める連続ドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系、土曜午後9時)。12月6日放送の第8話のあらすじと場面写真が公開された。
高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、12月8日から第11週「ガンバレ、オジョウサマ。」に入る。あらすじと場面カットが公…
全国オーディションを勝ち抜いた20組がこん身の歌まねで激突する「日本一のものまね王者が今夜決定!ものまね王座決定戦 年に一度の鉄板ネタガチンコバトルスペシャル」が、12月6日のフ…
高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第50回(12月5日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テ…