鎌倉殿の13人:後鳥羽上皇の“お笑いマンガ道場” 慈円の似絵「悪意ある」? 「どう見てもアナゴさん」の声も

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第37回場面カット 慈円(山寺宏一さん)の似絵を披露する後鳥羽上皇(尾上松也さん) (C)NHK
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第37回場面カット 慈円(山寺宏一さん)の似絵を披露する後鳥羽上皇(尾上松也さん) (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第37回「オンベレブンビンバ」が9月25日に放送され、尾上松也さん演じる後鳥羽上皇が得意の似絵(にせえ)を披露した。

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 第37回では、政子(小池栄子さん)、大江広元(栗原英雄さん)らと新体制を始動させた義時(小栗さん)は、泰時(坂口健太郎さん)を自身のそばに置き、強い覚悟で父・北条時政(坂東彌十郎さん)と向き合う。一方、時政を蚊帳の外に置かれ憤慨するりく(宮沢りえさん)は、娘婿・平賀朝雅(山中崇さん)を担いで対抗することを画策。三浦義村(山本耕史さん)を誘う。

 一方、朝雅がいる京では、後鳥羽上皇が筆を取り、「よしできた」と時政の似絵を披露。朝雅は「そっくりでございます!」、中原親能(川島潤哉さん)も「お会いになられたこともないのに驚きです」と褒めたたえていると、そこに慈円(山寺宏一さん)が現れ、「似絵は上皇様の得意中の得意」と付け足す。

 ふと朝雅が足元に目をやると、そこには真っ二つに破かれた一枚の絵が。描かれていたのは藤原兼子(シルビア・グラブさん)で、後鳥羽上皇は「せっかく描いてやったのに、何が気に入らなかいのか、破いて出ていきおった」と説明する。ここで慈円は「まったくもって大人げない」と兼子を非難するが、筆が止まらない後鳥羽上皇が、鎌倉で北条親子が争っていることを楽しげに語りながら、仕上げたのは慈円の似絵で、朝雅と親能からもれた笑い声に機嫌を損ねた慈円は絵を奪い取り、丸めてしまう。

 SNSでは時政の似絵に対して「似てるwww」「そっくりやん」といった反応が多かったが、慈円の似絵については「似顔絵悪意満載!!」「鼻の下の長さに悪意を感じるw」「どう見ても(『サザエさん』の)アナゴさん」「完全にアナゴさんじゃないかw」などの声も上がり、「特徴とらえてるw」「似てるけどこの時代のタッチじゃないなwww」「お笑いマンガ道場になってる」といった感想も書き込まれた。

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