海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
女優の長澤まさみさん主演の連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第2話が10月31日に放送された。松本良夫死刑囚(片岡正二郎さん)の冤罪(えんざい)疑惑をめぐり、浅川恵那(長澤さん)が事件を洗い直す中、ラストシーンであるニュースが流れ、視聴者から「まさか」「ゾクッとした」などの声が上がった。
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実在の複数事件に着想を得た渡辺あやさん脚本の社会派エンターテインメント。スキャンダルでエースアナウンサーから転落した恵那とその仲間たちが、連続殺人事件の冤罪疑惑を追う。
第2話では、行方不明だった中学2年の女子生徒が遺体で発見されるという、12年前の連続殺人事件をほうふつとさせる事件が発生。松本死刑囚の冤罪を訴えていた岸本拓朗(眞栄田郷敦さん)の言葉に、わずかな可能性を見いだした恵那は事件を洗い直して……という展開だった。
恵那は、事件当日の松本死刑囚が検察側の主張通りに街中を移動していたと仮定すると、当時松本死刑囚と同居していた大山さくら(三浦透子さん)の話と矛盾が生じることに気付く。
そこへ、松本死刑囚本人から恵那宛てに手紙が届く。そこには殺人を犯していないことや、警察に自白を強要されたことなどがつづられていた。
さらに、恵那は斎藤正一(鈴木亮平さん)から、事件の捜査初期に「被害者とみられる女子中学生が、若いロン毛の男と歩いているのを見た」という目撃証言が重要視されていたと報告を受ける。この男の背格好は、松本死刑囚とは明らかに異なっていた。
この証言の存在を知った恵那は、真相解明に向け力が入るが、ラストシーンでは、恵那の元に「死刑囚3人の死刑を執行」というニュースが飛び込んできた。
SNSでは「え、誰の死刑だ」「執行されちゃった?」「死刑執行されたらアカン」「ここで終わり? 気になる」といったコメントが並んだ。
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