PICU:“志子田”吉沢亮が激怒 “綿貫”木村文乃を思う優しさ故の怒りに視聴者感涙(ネタバレあり)

ドラマ「PICU 小児集中治療室」第4話の一場面(C)フジテレビ
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ドラマ「PICU 小児集中治療室」第4話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の吉沢亮さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「PICU 小児集中治療室」(月曜午後9時)の第4話が10月31日に放送された。同話では、志子田武四郎(吉沢さん)がPICUメンバーの綿貫りさ(木村文乃さん)を思うシーンが描かれ、視聴者からは「しこちゃん先生(志子田)の怒りと行動力にも驚きました」「代わりに怒ってくれてありがとう」といった反響が集まっている。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、広大過ぎるため一刻を争う「大規模PICU(小児集中治療室)の運営は困難」と言われる北海道を舞台に、駆け出し小児科医・志子田武四郎が子供たちのため奮闘する姿を描く。

 第4話では、札幌共立大学病院を訴えた綿貫と病院による裁判のシーンが描かれた。綿貫は、適切な治療を行ってもらえなかったことから「私は、この件で子宮をなくしました。私が母親になることは二度とありません。娘の命を奪った病院に、1億円の損害賠償を請求します」と告げた。

 法廷を出てきた綿貫を迎えた志子田と植野(安田顕さん)。すると、通りかかった病院側の人間が「金目当てだろ」とぼそっとつぶやく。植野は「大丈夫、無視しなさい」と言い、志子田も「無視しましょう」と綿貫に言う。

 しかし、我慢できなかったのは志子田で病院側の人間に声をかける。「僕には関係ないんですけど、ちょっと良くないですよ。すげえ悪いっす。最低だと思います。言ってることが全然わかんないですよ。親が自分の子供の命に値段をつける、そんな発想になるのはあんたぐらいですよ。綿貫先生が何も感じてないわけないでしょ? 母親が! 自分の娘の最期を知りたくて何が悪いんですかね?」と怒りをぶつける。

 病院側の人間は「なんですか、この人」と鼻で笑い、綿貫は「もういいから……」と志子田をなだめた。

 その後、今成(甲本雅裕さん)、羽生(高梨臨さん)も合流して懇親会を行ったPICUメンバー。その席で、植野は「お子さん、名前は?」と訪ねる。綿貫は「さや……でした」と明かし、植野は「すてきな名前ですね」と返す。すると綿貫は、これまでこらえていた涙を一気に流した。

 SNSでは「涙を浮かべて最低だと怒るしこちゃんの優しさに泣きました」「綿貫先生をかばうしこちゃん先生の熱さ、母の気持ちを思う優しさに涙しました」「しこちゃん先生は自分のためじゃなく誰かのために怒って、行動する」などのコメントが寄せられている。

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