里見浩太朗:「龍馬伝」以来13年ぶり大河 「どうする家康」で登譽上人役 家康に「厭離穢土 欣求浄土」の教え説く

2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」で登譽上人を演じる里見浩太朗さん
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2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」で登譽上人を演じる里見浩太朗さん

 松本潤さん主演の2023年NHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)に、俳優の里見浩太朗さんが出演することが11月7日、明らかになった。松平家を見守る菩提(ぼだい)寺の住職・登譽上人(とうよしょうにん)を演じる。里見さんにとって「どうする家康」は、2010年放送の「龍馬伝」(2010年)以来、13年ぶり4作目の大河ドラマ。

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 登譽上人は、松平家の盛衰を見守ってきた岡崎・大樹寺の頑固一徹な住職。彼の教えである「厭離穢土 欣求浄土(おんりえど ごんぐじょうど、汚れた世を浄土にすることを目指せ、の意)」は、生涯を通じての家康の精神的な支えとなり、徳川家の旗印になる。

 里見さんは「久しぶりに大河ドラマに出演させていただき、とてもうれしく思っております。上人は心が大きく温かい人間かと思います。若き家康の行く末を心から心配し、人のため、民の幸せを願う人間に成長してほしい、ただ、ただそんな想(おも)いを込めて家康を見つめている住職かと思います」と話す。

 時代劇ドラマ「水戸黄門」(TBS系)で長く徳川光圀を演じ、徳川家と縁のある里見さんは、「私は確かに水戸黄門、松平長七郎など演じてきて、役柄が葵の紋をつけた着物を着ることが多く、不思議に思うことがあります」と語った。

 「どうする家康」は一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、ドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの古沢良太さんが脚本を担当。新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く、スピード感あふれる波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント作となる。2023年1月8日スタートで、初回は15分拡大版。

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