エルピス:第4話 “恵那”長澤まさみ、事件の目撃者に取材 死刑囚の衝撃事実も

連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第4話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第4話の一場面=カンテレ提供

 女優の長澤まさみさん主演の連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第4話が11月14日に放送される。

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 浅川恵那(長澤さん)の画策で、被害者遺族ら事件関係者にインタビューした映像が深夜情報番組「フライデーボンボン」で放送された。岸本拓朗(眞栄田郷敦さん)すら知らなかった恵那の“奇襲”に、チーフプロデューサーの村井喬一(岡部たかしさん)らスタッフはぼうぜん。

 オンエア後、放送不適切と判断されたVTRを独断で流した恵那は、プロデューサーの名越公平(近藤公園さん)の厳しい叱責を受ける。一方で、視聴者の反響は想像以上に大きかった。

 恵那らは次に、犯人逮捕の決め手にもなった重大な目撃証言に着目。事件当時、目撃者の西澤正は「男が慌てたように山道から駆け下りてきて、自転車で立ち去る様子を見た」と証言したが、恵那らが申し込んだ取材にはかたくなに応じず、拓朗は西澤の言葉にうさん臭さを感じる。

 証言がうそなら再審もあり得る、と拓朗は息巻くが、そこには“開かずの扉”と呼ばれる司法の高い壁があった。

 その矢先、恵那は弁護士の木村卓(六角精児さん)から、松本良夫死刑囚(片岡正二郎さん)に関する衝撃の事実を聞かされ……。

 過去の複数事件に着想を得た渡辺あやさん脚本の社会派エンターテインメント。スキャンダルでエースアナウンサーから転落した恵那と仲間たちが、連続殺人事件の冤罪(えんざい)疑惑を追う。エルピスはギリシャ神話でさまざまな災厄が飛び出したとされるパンドラの箱に唯一残されたもの。希望とも、災いの予兆とも解釈される。

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