ドラマ1週間：大河「どうする家康」於大の方に松嶋菜々子　「光る君へ」藤原道長は柄本佑　山田裕貴は月9初レギュラー

　1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（11月5〜11日）は、2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」（総合、午後8時ほか）に女優の松嶋菜々子さんが出演する話題、2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」（同）に俳優の柄本佑さんが出演する話題、俳優の山田裕貴さんがフジテレビ系“月9”ドラマ（月曜午後9時）に初めてレギュラー出演する話題などが注目された。前後編で取り上げる。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　7日、山田さんが、2023年1月期のフジテレビ系“月9”ドラマ「女神（テミス）の教室～リーガル青春白書～」に出演することが明らかになった。女優の北川景子さん主演で、ロースクール（法科大学院）を舞台にしたリーガル青春群像劇。山田さんは東大法学部在学中に司法試験に合格した天才教員、藍井仁を演じる。同枠のドラマにレギュラー出演するのは初めて。

　7日、アイドルグループ「乃木坂46」から卒業した樋口日奈さんが、植田まさしさんの人気4コママンガを実写化する連続ドラマ「かりあげクン」（BS松竹東急）に出演することが明らかになった。俳優の戸塚純貴さんで、1話に複数のショート作品を組み合わせた“痛快ドタバタコメディードラマ”。樋口さんはオリジナルキャラクターのヒロインで、新人派遣社員の清水彩花を演じる。乃木坂46卒業後、初の連ドラレギュラーとなる。ドラマは2023年1月7日から毎週土曜午後11時に放送。

　7日、松嶋さんが、松本潤さん主演の「どうする家康」に出演することが明らかになった。今作は誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を新たな視点で描く物語。松嶋さんは家康（松本さん）の母・於大の方を演じる。大河ドラマへの出演は、2002年放送の「利家とまつ～加賀百万石物語～」以来、21年ぶり2作目となる。登譽上人（とうよしょうにん）役で里見浩太朗さんが出演することも発表された。2023年1月8日スタート。初回は15分拡大。

　7日、子役の稲垣来泉さんが、吉沢亮さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「PICU 小児集中治療室」（月曜午後9時）に出演することが明らかになった。14日放送の第6話で、入院中の同級生を思う小学校6年生の藤原優里を演じる。

　8日、俳優の日向亘さんが、2023年1月期にTBS系「日曜劇場」（日曜午後9時）枠で放送される連続ドラマ「Get Ready！」に出演することが明らかになった。妻夫木聡さん主演、堤幸彦監督のオリジナル作で、正体不明の闇医者チームの姿を通して、生きる意味を問いただす“ダーク医療エンターテインメント”。日向さんは、天才執刀医の波佐間永介（通称エース、妻夫木さん）が率いる“闇医者チーム”の最強ハッカー・白瀬剛人（通称スペード）を演じる。日向さんが同枠のドラマに出演するのは初となる。

　8日、女優の葵わかなさんが、2023年1月7日から放送される連続ドラマ「三千円の使いかた」（東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分）で主演を務めることが明らかになった。累計68万部を突破している原田ひ香さんの同名小説（中央公論新社）が原作。「節約」「貯蓄」をテーマに、姉妹、母、祖母という三世代の女性が「どのような人生を送りたいのか？」を考えていく「ホームマネードラマ」。葵さんは、あることがきっかけで節約に目覚める主人公の次女、御厨（みくりや）美帆を演じる。

　8日、柄本さんが、2024年放送の「光る君へ」に出演することが明らかになった。同日に東京・渋谷の同局で行われた会見で発表された。女優の吉高由里子さん主演で、平安時代を舞台に、紫式部の一生を描く。柄本さんは、紫式部の執筆に欠かせない存在で、陰に陽に影響を与え合う“パートナー”として登場する藤原道長を演じる。