エルピス:第5話 特集の制作中止 “拓朗”眞栄田郷敦が事件目撃者を単独調査

連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第5話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第5話の一場面=カンテレ提供

 女優の長澤まさみさん主演の連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)第5話が11月21日に放送される。

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 松本良夫死刑囚(片岡正二郎さん)の再審請求が棄却され、責任を感じた“チェリーさん”こと大山さくら(三浦透子さん)が自殺を図る。

 しばらくして、岸本拓朗(眞栄田郷敦さん)たちは特集の続編制作を禁じられる。あらがえない大きな力に脅威を感じた浅川恵那(長澤さん)は、中止理由を聞かぬまま、上層部の決定を受け入れる。しかし、世間の反響が大きく視聴率も良かっただけに、拓朗は納得できない。

 行き場のない正義感から、拓朗は事件の目撃証言をした西澤正(世志男さん)の身辺を単独で調べ始める。すると、西澤がかつて、事件のあった八頭尾山のふもとの町に住んでいたことが判明する。

 拓朗が現地で聞き込みを続けると、西澤の息子健太の親友という男が現れ、西澤の新たな顔が浮上。そこにわずかな望みを託す拓朗は、男を介して、ある人物に接触を試みる。

 恵那は元恋人の斎藤正一(鈴木亮平さん)とよりを戻し始める。その矢先、同期で報道部の滝川雄大(三浦貴大さん)から、斎藤は警察に多大な影響力を持つ大物政治家と親密な関係、と聞き……。

 過去の複数事件に着想を得た渡辺あやさん脚本の社会派エンターテインメント。スキャンダルでエースアナウンサーから転落した恵那と仲間たちが、連続殺人事件の冤罪(えんざい)疑惑を追う。エルピスはギリシャ神話でさまざまな災厄が飛び出したとされるパンドラの箱に唯一残されたもの。希望とも、災いの予兆とも解釈される。

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