良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
小栗旬さん主演のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)。11月27日放送の第45回「八幡宮の階段」では、息子の実朝(柿澤勇人さん)と、孫の公暁(寛一郎さん)を相次いで亡くし、悲しみに暮れる政子に対して、義時が容赦のない言葉を浴びせるが登場した。
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第45回の終盤、「小四郎(義時)、私は鎌倉を去ります」「伊豆へ帰ります」と意思表示する政子。しかし、義時は「なりません」「できませぬ」と決して認めようとしない。「なぜ、止めるのか?」と問う政子に対して、義時は「姉上が頼朝様の妻だからです。頼朝様のご威光を示すことができるのはあなただけだ。むしろ、立場は今まで以上に重くなります。今こそ、北条の鎌倉をつくるのです。邪魔するものはもう誰もいない」と自分の考えを押しつけようとする。
「勝手にやりなさい」とその場を離れようとする政子だが、義時は「姉上にはとことん付き合ってもらう。鎌倉の闇を忌み嫌うのは結構。しかし、姉上は今まで何をなされた。お答えになってください。闇を断つために、あなたは何をなされた」ときつい口調で言い放つと、「頼朝様から学んだのは、私だけではない。我らは一心同体。これまでも、そして、この先も」と恫喝(どうかつ)ともとれる言葉で会話を締めくくった。
さらに義時は、旧知の仏師・運慶(相島一之さん)に、自分によく似た仏像を作るように迫ると、「天下の運慶に神仏と一体となった己の像を作らせる。頼朝様が成しえなかったことをしたい」と“迷いのない顔”で理由を語った……。
ドラマは残り3回。公式サイトなどで公開中の12月4日放送の第46回「将軍になった女」予告編では、政子による「今の小四郎は何をするかわかりません!」との言葉に続き、「行く手を阻む者は、何人たりとも許さない」といったナレーションも入っている。
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