エルピス:「もうあの情熱が消えちまってる」 “村井”岡部たかし、泣いて訴え

連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第7話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第7話の一場面=カンテレ提供

 女優の長澤まさみさん主演の連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第7話が12月5日に放送された。連続殺人事件の冤罪(えんざい)疑惑を追及し、深夜情報番組「フライデーボンボン」のチーフプロデューサーから「大洋テレビ」の関連子会社に左遷された村井喬一(岡部たかしさん)の悲痛な訴えが話題になった。

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 大洋テレビの経理部に左遷となった岸本拓朗(眞栄田郷敦さん)。事件の手がかりのないことを、村井相手にスナックで愚痴る。すると、2人の元に、東京高等裁判所が被害者の井川晴美さん(葉山さらさん)の遺品についてDNA型の再鑑定を行う、というニュースが飛び込んでくる。

 拓朗が目の色を変えて店を飛び出し、置いてけぼりになった村井は、アナウンサーの浅川恵那(長澤さん)に電話をかける。「あいつ、経理なのに。その背中を見ながら俺は『ああ、俺も昔はこんくらいバカだったな』と思ってよう。島流しはいいんだよ。そんなことはどうでもいいんだ。問題はさ、俺の中に、もうあの情熱が消えちまってることなんだよ。年かなあ、俺も。ついに年食っちまったのかなあ」と述べ、さめざめと泣く。

 これに対し、恵那は「甘ったれないでください。老いぼれてる場合じゃないです。まだ何も終わってないのに」とたしなめた。

 SNSでは「情熱が無くなっちまったと泣く姿、刺さったなあ」「村井さんも立ち上がってくれ」「村井さんは浅川さんに背中押してもらいたいから電話かけたんでしょ?」「村井さんのことがどんどん好きになる」といったコメントが並んだ。

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