警視庁アウトサイダー：まさかの“裏切り”に視聴者「終盤のような展開」　急なシリアス展開に驚きの声も（ネタバレあり）

　俳優の西島秀俊さん主演の連続ドラマ「警視庁アウトサイダー」（テレビ朝日系、木曜午後9時）第4話が1月26日に放送され、主人公・架川英児（西島さん）をはめて警視庁組織犯罪対策部（通称：マル暴）から追放した犯人が判明。その正体と、ラストの衝撃展開が話題となった。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　◇以下、ネタバレがあります

　ドラマは、「メゾン・ド・ポリス」「インディゴの夜」などで知られるミステリー作家、加藤実秋さんの同名小説（角川文庫）シリーズが原作。マル暴から桜町中央署刑事課に左遷された英児が、同署刑事課のエース・蓮見光輔（濱田岳さん）、新米刑事・水木直央（上白石萌歌さん）と共に難事件に挑む。

　第4話は、英児のマル暴時代の恩人・黒石（井上肇さん）が急逝し、その死の真相を追う……というストーリー。英児は光輔、直央の力も借りて、黒石の死には、暴力団「鷲見組」が絡んでいることに気付く。

　英児は光輔と共に、真実を求めて鷲見組の敵対組織「一途会」最高顧問・手嶌春（てしま・はる、浅野ゆう子さん）のもとに乗り込み、交渉。“鷲見組の犬”の情報を得て、待ち伏せする。

　しかし、そこに現れたのは英児が信頼を寄せるマル暴時代の上司・藤原要（柳葉敏郎さん）だった。「どうして藤原さんが……ウソだよな」とがくぜんとする英児。藤原は、娘のひき逃げ事故をもみ消すため“鷲見組の犬”になったと明かす。そして黒石の死にも関わっているばかりか、鷲見組に情報を流した罪を英児になすりつけ、マル暴を追い出したのも自身だと告げた。

　「家族を守るため、俺はお前を切り捨てた」という藤原は、自身の頭に銃を向け自殺を図る。英児は、藤原が家族と正義の間でずっと葛藤していたことを見抜き、涙ながらに説得し、思いとどまらせた。

　藤原は英児に感謝を告げ、自首を決意して別れる。その後、夜道を歩きながら藤原は英児に電話を掛けて「最後に少しでも役に立つことをと思ってな。相棒（光輔）にも伝えておいてくれ」と、光輔が追っている10年前の事件について語り始める。そして「折原大吾」という名前を出した瞬間、何者かに胸を撃たれてしまう。英児は電話越しに藤原の異変に気付き、名前を叫ぶ。一方、藤原を撃った男は、つながったままの電話で英児に「手を引け」と忠告し、同話は終了した。

　SNSでは「藤原さんだったのか……」「大きく動き出した第4話」「4話にして……裏切り発覚が早いよぉ」「終盤のような展開」「なんでまだ4話なのに最終回みたいな雰囲気なんだよやめてよ涙」といった声が相次いだ。

　また、第3話まで登場していたコミカルな展開やギャグがほとんどなかったため、「今日は急にシリアスじゃないか」「今回シリアス色強め」「思いの外シリアスだった……」「このまま、どシリアス展開に進むのかなぁ」といった声も上がっていた。