草刈正雄:4歳の孫娘に「パパ」と呼ばれデレデレ 「息子のように可愛がってもらった」大物俳優とのエピソードも 「徹子の部屋」で

草刈正雄さん
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草刈正雄さん

 俳優の草刈正雄さんが、2月6日に放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。4歳になった孫娘とのエピソードを語ったほか、53年の芸能生活を振り返った。

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 現在、70歳の草刈さん。4歳の孫娘は、草刈さんのことを「パパ」、草刈さんの妻のことを「ママ」と呼ぶそうで、「悪い気はしませんけど」とうれしそうに語った。「『パパおいで、遊ぼう』って言うんですよ。そう言われるともうデレデレですよね」と目尻を下げた。

 草刈さんは17歳の時に上京し、今年で芸能生活53年を迎えた。地元の福岡でアルバイトをしていたスナックのマスターから「モデルになったほうが稼げるかも」とモデル事務所を紹介されたことがきっかけだったという。モデルから俳優に転身し仕事も順調だったが、30代前半からドラマや映画の出演依頼が減ってきたと明かす。

 そんなとき、女優の若尾文子さんから「タッパ(身長)もあるし、舞台やってごらん」と勧められた。しばらくするとプロダクションから舞台のオファーがあったといい、草刈さんは「おそらく若尾さんが何かおっしゃってくれたんじゃないでしょうか」と振り返った。舞台は難しいというイメージを抱いていたが、実際に演じてみると「人の前でパフォーマンスをするっていうのが好きになったんですね。面白いなと思いまして。僕にとっては良い勉強でした」と笑顔を見せた。

 また、俳優の故・森繁久彌さんの芸能生活40年を記念した映画「喜劇 百点満点」に出演した際には、「とにかく感激しました」と話す草刈さん。草刈さんは、森繁さんが主演した映画「社長シリーズ」を全シリーズ見ており、同じキャストで構成された同作に呼んでもらえたことがうれしかったという。それ以降、森繁さんの自宅に2、3年入り浸るほど親しい関係だったといい、「とっても優しい方で息子のように可愛がってもらいました」と回顧した。

 続けて、女優の故・沢村貞子さんとのエピソードも披露。NHKのドラマで共演した際に「あなた見てくれがいいから、人の3倍腕を磨かないとこの世界からいなくなっちゃうわよ」と助言を受け、非常に感銘を受けたそう。「なかなか正面向いて言ってくださる方、いらっしゃらないじゃないですか。ありがたい言葉です、本当に」と語っていた。

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