鈴木保奈美:首相役でドラマ出演 Nスペ「南海トラフ巨大地震」で国民に重要なメッセージ伝える

「NHK スペシャル 南海トラフ巨大地震」に出演する鈴木保奈美さん=NHK提供
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「NHK スペシャル 南海トラフ巨大地震」に出演する鈴木保奈美さん=NHK提供

 女優の鈴木保奈美さんが、3月4日に放送される「NHKスペシャル 南海トラフ巨大地震」の第1部のドラマに宇佐美首相役で出演することが2日、分かった。宇佐美首相は、巨大地震に見舞われた国民に、重要なメッセージを伝える役どころだ。

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 鈴木さんは「私は関東の人間で、神奈川県で子供のころを過ごしたのですが、神奈川県でも小学校のころによく学校で避難訓練をしたり、『絶対大きな地震が来るよ』ってずっと言われて育ちました」と幼少期を振り返った。

 「ドラマに参加して、いろいろ考えました」といい、「地震は、人間の力ではどうすることもできないですが、考えることをやめてはいけないなと改めて思いました。何事もそうですが、やはり考えること、そして考えたことを言葉にして伝えること、そうやって周りの人、家族だったり職場の方たちとコミュニケーションを取るということが一番大事なことなんじゃないかなと、このドラマの台本を読んで感じました」とコメントした。

 今作は、南海トラフ巨大地震の「半割れ」シナリオを科学的知見に基づいてドラマ化。大阪で町工場を経営する森澤貴彦(松尾諭さん)一家、高知で暮らす両親(宮田圭子さん、中原丈雄さん)、東京で気象庁に勤める妹の森澤あかり(仁村紗和さん) を軸に、和歌山県南方沖を震源地とするM8.9の巨大地震で刻一刻と変わる被災状況を、人間模様と合わせて身近な目線で複合的に描く。

 「NHKスペシャル 南海トラフ巨大地震」第1部のドラマは3月4日午後7時半から前編、同日午後10時から後編を放送。第2部のドキュメンタリー「“最悪のシナリオ”にどう備えるか」は5日午後9時から、すべて総合で放送。第2部には仁村さんと松尾さんも出演する。

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