らんまん:登場する植物は全部レプリカ 引っこ抜くシーンも「安心して撮影」

NHK連続テレビ小説「らんまん」の記者会見に出席した(左上から時計回りに)広末涼子さん、神木隆之介さん、松坂慶子さん、森優理斗君
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NHK連続テレビ小説「らんまん」の記者会見に出席した(左上から時計回りに)広末涼子さん、神木隆之介さん、松坂慶子さん、森優理斗君

 4月3日スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」の会見が3月7日、東京都内で行われ、同作の制作統括・松川博敬さんが、植物を扱う撮影の苦労を語った。

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 「らんまん」は、高知県出身の植物学者で、「日本の植物学の父」と言われる牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ドラマでは、時代が幕末から明治、そして激動の大正・昭和へと移りゆく中、愛する植物のために一途(いちず)に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木隆之介さん)と、その妻・寿恵子(すえこ、浜辺美波さん)の波瀾(はらん)万丈な生涯が描かれる。

 松川さんは「植物は生ものなので、撮影できる期間が決まってしまう。なので、登場する植物はすべてレプリカを作っています。植物を引っこ抜くシーンもありますが、レプリカなので安心して撮影しています」と話した。

 その上で、「レプリカを作るのも、実物を取り寄せて、型をとってつなぎ合わせて作るんです。なので、事前に計画をしていないとその季節を逃してしまいます。その調整が本当に難しい」と苦労を明かした。

 また、ロケでの撮影も多いといい「山や川など、足場が悪くて。足場が良かったところでロケをやった記憶がないですね(笑い)。それも難しいところです」と話した。

 会見には神木さん、広末涼子さん、松坂慶子さん、森優理斗君も出席した。

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