神木隆之介さん主演で、4月3日にスタートする2023年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」。高知県出身の植物学者で、「日本の植物学の父」と言われる牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリーで、時代が幕末から明治、そして激動の大正・昭和へと移りゆく中、愛する植物のために一途(いちず)に情熱的に突き進んだ主人公とその妻の波瀾(はらん)万丈な生涯が描かれる。スタートまであと3日。ここでは、中村里帆さん演じるたまを紹介する。
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たまは、主人公の槙野万太郎(神木さん)が幼い頃から、万太郎の生家である酒蔵「峰屋」に奉公している女中。働き者で、明るく気のいい性格。
中村さんは、「らんまん」の地元・高知県出身で、朝ドラに出演するのは今回が初。昨年10月期放送の連続ドラマ「推しが武道館いってくれたら死ぬ(推し武道)」(ABCテレビ・テレビ朝日)で、地下アイドルグループのセンターに扮(ふん)し、話題となった。
ドラマ脚本を担当するのは、2021年放送のNHKの連続ドラマ「群青領域」などを手がけた長田育恵(おさだ・いくえ)さん。長い歴史を持つ朝ドラの中で、幕末からスタートする作品は、過去に2015年度後期「あさが来た」の1作があるのみ。また、男性主人公+(プラス)ヒロインの“夫婦の物語”としては、2020年度前期「エール」以来、6作ぶりの朝ドラとなる。
また、語りを務めるのは宮崎あおいさんで、2006年度前期の「純情きらり」のヒロイン・桜子として知られ、「あさが来た」で演じた主人公の姉・はつもドラマファンには印象深い。そんな宮崎さんが、約8年ぶりに朝ドラに帰ってくるのも、話題となりそうだ。
4月3日からNHK総合、月~土曜午前8時ほか(土曜は1週間の振り返り)で放送される。
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