島崎和歌子:「らんまん」で24年ぶり朝ドラ出演 “民権ばあさん役”は「役作りいらず」

NHK連続テレビ小説「らんまん」で楠野喜江を演じる島崎和歌子さん(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」で楠野喜江を演じる島崎和歌子さん(C)NHK

 神木隆之介さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、“民権ばあさん”こと楠野喜江を演じる島崎和歌子さんが、4月24日放送の第16回から登場する。1999年放送の「すずらん」以来、24年ぶり2回目の朝ドラ出演となる島崎さんが「らんまん」出演の思いや、撮影現場でのエピソードを語った。

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 喜江は、女性に参政権がないことをおかしいと思い、政治結社「声明社」を支援。演説会にも参加している。

 高知県出身の島崎さんは「牧野富太郎先生が朝ドラのモデルになると聞いて、県民にとってはとても身近な方なので驚いていました。その『らんまん』に出演できることになりうれしかったです」と語る。

 喜江の人柄は「はっきりと自分の意見を言う土佐の女性」。島崎さんは「高知の女性は黙っていられないので役作りいらずでした(笑い)」と語る。

 「声明社」のリーダーの早川逸馬(宮野真守さん)と槙野万太郎(神木さん)の演説会は「迫力があって、演じつつも見入ってしまいました」と2人の熱量に驚いた。「宮野さんは何度撮影しても最後まで同じ声量で声がかすれないのがすごかったです。プロだなと思いました。そういった方々とお仕事ができて刺激になりましたし、撮影現場は楽しかったです」と話した。

 また、視聴者に向け「高知県はとても自然が豊かな場所です。年齢を重ね、牧野先生が『植物を愛せるのは平和なこと』とおっしゃることの意味が分かりました。とてもぜいたくな環境で育ったんだなと思います。『らんまん』で高知県の景色を見て、朝から癒やしを感じていただけたらうれしいです。高知にぜひ遊びに来てください」と呼びかけた。

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