あなたがしてくれなくても:クランクアップ “みち”奈緒、“陽一”永山瑛太との運命的なエピソード披露「背中を押してくれた先輩」

連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」をクランクアップした奈緒さん(左)と永山瑛太さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」をクランクアップした奈緒さん(左)と永山瑛太さん(C)フジテレビ

 連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系、木曜午後10時)主演の奈緒さんと、夫役の永山瑛太さんがクランクアップしたことが分かった。まず撮影を終えたのは、吉野陽一を演じた永山さん。妻・吉野みち役の奈緒さんとの最後のシーンを撮り終えると、永山さんは奈緒さんに「残りのシーン頑張ってね」とエールを送り、固く握手。互いの労をねぎらうように優しく抱き合って撮影を終えた。

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 永山さんは今作を振り返り、視聴者の間でたびたび賛否を巻き起こした陽一について「俳優をやる上で、自分が演じるキャラクターは誰よりも理解して、自分自身で愛しながらやりたいと思っていたんですけど、初めて陽一というキャラクターは嫌いになりそうになりました(笑い)」と冗談交じりにコメント。

 「現場に来ると、みんなが良いものを作ろうという意識と、楽しもうという気持ちが僕自身にもたくさん伝わってきて、ちょっと心が折れそうな時もあったんですけど、本当にみんなでチーム一丸となって作れたという達成感だったり、なかなか味わえないような感情で満たされています」と語った。

 2014年の連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)のスタッフが再集結した今作。クランクアップした奈緒さんは、「昼顔」を巡る運命的なエピソードを披露した。

 「個人的な話になってしまうのですが、私が20歳の時に『昼顔』をやっていて。当時私はまだ上京前で、地元の福岡から東京に通っていたので、シェアハウスに15人くらいで住んでいたんですけど、当時一緒に住んでいた先輩たちも私も『昼顔』が大好きで、『今日は昼顔だね』って言って、急いで家に帰って見ていました。その『昼顔』を作った皆さんと3カ月という時間をご一緒できて、夢のような時間を過ごさせていただきました」とスタッフに感謝。

 続けて「『昼顔』の放送が終わった後に一人暮らしをすることが決まって上京したんですけど、その時に背中を押してくれた先輩が、(永山)瑛太さんでした」と明かした。

 最後に「すごく頼りない座長だったと思うんですけど、すてきな共演者の皆さんと、監督と、スタッフの皆さんに囲まれて、最高の結婚生活を送ることができました。皆さんとまたお会いできるように、もっともっと優しい自分になってお会いできるように、これからも精進してお芝居を続けます。全11話、本当にありがとうございました」と述べた。

 「あなたがしてくれなくても」最終回(第11話)は、6月22日に放送される。

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