宮本亞門:「ブギウギ」で朝ドラ初出演 破天荒な天才作詞家役 “全成”新納慎也も

連続テレビ小説「ブギウギ」に出演する宮本亞門さん(C)NHK
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連続テレビ小説「ブギウギ」に出演する宮本亞門さん(C)NHK

 演出家の宮本亞門さん、俳優の新納慎也さんが、趣里さんが主演する2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」に出演することが9月4日、分かった。宮本さんと新納さんは朝ドラ初出演。

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 宮本さんが演じるのは、破天荒な天才作詞家の藤村薫(ふじむら・かおる)。ヒロイン・鈴子(趣里さん)の新曲の作詞をすることになる。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年)の阿野全成役で話題を集めた新納さんは、演出家の松永大星(まつなが・たいせい)を演じる。

 宮本さんは「演出家になって自分が演じることは極力避けてきました、これから演技指導がしにくくなるからです」としつつ「でも笠置シヅ子さんの大ファンの僕は、あえてカメラの前に立ちました。笠置さんにひかれる理由は、宮本家が同じ香川県出身であることや、母と同じ松竹歌劇団に入団していたこと、それに戦前、戦後と日本中にジャズで元気と希望を与えてくれたからです」とコメント。

 新納さんは「『ヒロインの相手役ですか?』『違いますっ!』と言われておりますが、いやはやどうなることやら? ですよ。鈴子の才能をいち早く見抜いた審美眼のある松永を、心を込めて全力で魅力的に演じたいと思います」と話した。

 その他、安井順平さん、ダンスパフォーマンスグループ「s**t kingz(シットキングス)」の小栗基裕さん、陰山泰さん、富田望生さん、利重剛さんも出演する。

 「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター、笠置シヅ子さん(1914~1985年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語だ。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。10月2日放送開始。

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