オモウマい店:“日本一暑い”街なのにエアコンがないホルモン店 炭火の七輪で店内温度も上昇 汗だくの客でにぎわう理由は?

日の放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「レバー」=中京テレビ提供
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日の放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「レバー」=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。10月17日の放送では、埼玉県熊谷市にあるホルモン店が登場する。

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 熊谷市は2018年に国内観測史上最高の41.1度を記録。2020年に同じ気温を記録した静岡県浜松市と並び「観測史上、最も暑い街」として知られる。にもかかわらず、このホルモン店にはエアコンがなく、炭火の七輪を焼き台として使っている。真夏になると店内は40度近くまで上がり、七輪の周囲は約50度にもなる。客は汗だくになり、食べ終わって店の外に出た瞬間「涼しい~!」と思わず声を出してしまうのが日常の光景だ。

 そんな暑さを我慢しても食べたいと思わせるのが、「牛タン(上)」(990円)、“スーパースター”と評される豚の「レバー」(495円)、しょうゆベースのピリ辛ダレで食べる「かしら(豚のこめかみ、ほっぺたの部位)」(495円)など。どれも新鮮で、高品質の肉に客が太鼓判を押す。

 自家製「キムチ」(440円)は絶品と評判で、千葉県から2時間かけて通う客もいる。「モツ煮」(495円)も人気の一品だ。ご飯は新潟県魚沼産のコシヒカリを使っているにもかかわらず、「ライス(普通盛り)」が2合で220円、「ライス(大盛り)」だと3合で330円と、特大ボリュームを安価で提供している。

 店主はエアコンを設置しない理由について、店の構造上の問題と、エアコンをつけたらその分の電気料金を値段に上乗せしなければならないことを挙げる。「暑さは多少我慢しても安く提供した方が良い」と、今後もエアコンなしのスタイルで営業を続ける予定だ。一方で、店主はその暑さに負けないために、“あること”を始めているという。

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