ブギウギ:秋山の餞別に「コロ」を出すおでん屋の伝蔵「泣ける」「心の優しいおっちゃん」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で坂田聡さん演じる伝蔵 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で坂田聡さん演じる伝蔵 (C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第34回が11月16日に放送された。おでん屋の伝蔵(坂田聡さん)が秋山(伊原六花さん)の餞別(せんべつ)にと出したおでんダネが話題になった。

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 ダンサーの中山(小栗基裕さん)のプロポーズをきっぱり断った秋山は、伝蔵のおでん屋で大阪に帰る決意を語る。

 「うち、やっぱり大阪で男役としてずっと踊っていきたいんです」という秋山に、スズ子(趣里さん)は東京で男役を続ければいいと伝えるが、「なんやかやいうて、うち大阪の水が合うてるんやなって。こっちもすごい楽しいですけど、やっぱり自分が自分らしく生きられるんは大阪やなって」と秋山の決意は揺るがないようだった。

 それを聞いてスズ子は「ほうか、ほな頑張ってな」と秋山の背中を押す。すると、伝蔵が「餞別だ。食え」と「コロ」が乗ったおでんの皿を秋山に差し出した。スズ子が「ワテには?」と尋ねると、伝蔵は「おめえにはねえよ」と答え、3人とも笑顔になっていた。

 ドラマの公式X(ツイッター)では、この場面の伊原さんと趣里さんのオフショットと、おでんの写真を投稿。「伝蔵さんからのせん別のおでんには『コロ』が!」「スズちゃん(趣里)と 秋山さん(伊原六花)、ヤッターのオフショットです!」とコメント。

 また「コロはくじらの皮と皮下脂肪の部分で、関西では定番のおでんダネ。伝蔵さんったら、前は『ねえよ』って言っていたのにひそかに用意してくれていたんですね」とつづった。

 「コロ」は、2人が東京に来て初めて伝蔵のおでん屋に入ったときに秋山が注文し、「ねえよ」と言われていたネタ。この投稿に視聴者からは、伝蔵に対して、「ちゃんと覚えていてくれて、どこかで手に入れ、熱々おでんに仕込んでくれていたなんて! 心の優しいおっちゃんですネ!」「気がつかなかったーー! 泣ける。伝蔵さん良い人!」「おでんのおっちゃん、わざわざ市場行ってコロ用意してくれたん?」などと「泣ける」という反応があった。

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