下剋上球児:野球部メンバー紹介 野球経験は12年、小林虎之介が前キャプテンの弟、キャッチャーの日沖壮磨に「細身ながら存在感」

連続ドラマ「下剋上球児」で日沖壮磨を演じる小林虎之介さん(C)TBSスパークル/TBS 撮影:ENO
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連続ドラマ「下剋上球児」で日沖壮磨を演じる小林虎之介さん(C)TBSスパークル/TBS 撮影:ENO

 「日曜劇場」枠(TBS系、日曜午後9時)で放送中の鈴木亮平さん主演の連続ドラマ「下剋上球児」。教師の夢を捨て切れず32歳で大学に再入学して高校教師になった南雲(鈴木さん)が、廃部寸前の野球部の顧問になり、甲子園を目指す物語だ。越山高校野球部の球児キャスト12人は、半年間に及ぶオーディションを経て選ばれた。

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 ここでは、2016年度入学、キャッチャーの日沖壮磨(ひおき・そうま)を演じる小林虎之介さんを紹介する。

 ◇赤髪から丸刈りへ “兄”菅生新樹の思いを聞いて入部を決意

 小林さんは、1998年2月12日生まれ。岡山県出身。小学校1年生から高校3年生までの12年間、野球を経験している。

 演じる壮磨は、中学時代はクラブチームで正捕手をしていた。野球部のキャプテンを務めていた日沖誠(菅生新樹さん)は兄。3年生の誠にとって“最後の試合”が描かれた第4話(11月5日放送)では、“最後のあいさつ”をする兄の言葉を聞いていた壮磨が、野球部への入部を決意。赤い髪をバッサリ丸刈りにし、「俺がザン高(越山高)勝たせたるわ」と涙を浮かべながら兄に宣言する様子が話題になった。

 そんな壮磨役に小林さんを選んだ理由について、番組スタッフは「細身ながら、キャッチャーとしての存在感があった。見た目とのギャップ、キャッチャーにふさわしい安定感」とコメント。「顔がきゅるっとしているが、一番高圧的なキャラに挑めるか? 楽しみ」と話している。

 ドラマは、菊地高弘さんの同名ノンフィクション(カンゼン)にインスピレーションを受け企画。登場人物や学校、あらすじはすべてフィクションとして描く。「最愛」(2021年)など同局の人気ドラマで知られる新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督が手がけている。

 動画配信サービス「U-NEXT」では、12人が決定するまでの約半年間に迫ったスピンオフ企画「『下剋上セレクション 完全版』~ドラマ出演をかけた熱き予選大会~」を独占配信している。

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