石田ゆり子:来年1月日曜劇場「さよならマエストロ」で芦田愛菜の母親役 玉山鉄二、津田寛治も出演

連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」に出演する(左から)玉山鉄二さん、石田ゆり子さん、津田寛治さん(C)TBS
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連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」に出演する(左から)玉山鉄二さん、石田ゆり子さん、津田寛治さん(C)TBS

 俳優の石田ゆり子さんが、西島秀俊さん主演で2024年1月期のTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」に出演することが発表された。石田さんは、芦田愛菜さん演じる響の母で画家の志帆を演じる。

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 ドラマは、TBS系の連続ドラマ「凪(なぎ)のお暇(いとま)」(2019年)や「妻、小学生になる。」(2022年)などで知られる脚本家・大島里美さんのオリジナルストーリー。ある事件で家族も音楽も失った天才指揮者の夏目俊平(西島さん)と、そんな俊平を拒絶し音楽を嫌う娘の響が地方オーケストラを通して、親子の絆と人生を再生させていく姿を描く。石田さんがTBSの連続ドラマに出演するのは「妻、小学生になる。 」以来で、大島さんの脚本作品に2作連続での出演となる。

 石田さん演じる志帆は、俊平の才能と人柄に魅了されて結婚。結婚後は、画家の夢を捨てて、音楽以外ポンコツな俊平の世話をかいがいしく焼いてきたが、5年前の“ある出来事”をきっかけに娘の響と息子を連れて俊平の元を去った。 現在は実家のある晴見市で親子3人で暮らしている。俊平とは一切連絡を取っていなかったが、ある目的のため俊平を廃団寸前の市民オーケストラ「晴見フィル」の指揮者にするため、同フィルの団長に連絡する。

 その結果、俊平は響との気まずい同居生活を始めることになるが、晴見フィルとともに家族の再生に向けた物語が描かれる。タイトルの「アパッシオナート」は音楽の発想標語の一つで「熱情的に」「激しく」を意味する。

 石田さんは「大島里美さんの脚本が本当に素晴らしく、どの回も登場人物が皆、魅力的で幸せな気持ちでいっぱいになります。西島さんとは一体何度目の夫婦役なのだろうと自分でもわからなくなりますが、当然ながら作品ごとに新しい魅力を放ってこられるので、いつも新鮮な気持ちで演じております。私の役は画家なのですが、もともと絵を描く仕事に子どもの頃から憧れがあったので、アトリエのシーンなど本当にワクワクしながら演じております。素晴らしい人生讃歌のドラマです」とコメントした。

 また、俳優の玉山鉄二さんが晴見市役所観光課の職員で、晴見フィル団長の古谷悟史を、津田寛治さんが晴見フィルのコンサートマスターであるバイオリン奏者、近藤益夫を演じることも発表された。玉山さんがTBSの連続ドラマに出演するのは「誰よりもママを愛す」(2006年)以来約18年ぶり。津田さんが日曜劇場に出演するのは「ごめんね青春!」(2014年)以来約10年ぶりとなる。

 玉山さんは「ここ最近、悪役や眉間(みけん)にしわを寄せた役が多かった中、ひたすらに純朴で真面目で、市民オーケストラに人生を捧げている役にオファーをいただいて驚きました。我々オーケストラチームも練習に多くの時間を費やし、初めての演奏シーンでは、必死に演奏し、圧巻な映像をお届けすることをお約束します」と意気込みを語った。

 津田さんは「まさかアラ還になってバイオリンを弾くことになろうとは思いませんでした(笑い)。コンサートマスターの近藤益夫という役に出会えて、自分の人生が豊かになった気がします。視聴者の皆さんにも音楽の豊かさを感じていただけたらうれしいです」とコメントを寄せた。

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