さよならマエストロ:“俊平”西島秀俊が晴見フィルを“クビ”に! 最後はタイトル回収「良いラストだったなあ~」(ネタバレあり)

連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」最終回の一場面(C)TBS
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連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」最終回の一場面(C)TBS

 西島秀俊さん主演の連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」最終第10話が3月17日にTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で15分拡大放送された。最後にタイトルを回収する場面があり、「良いラストだったなあ~」と話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 同局ドラマ「凪のお暇」(2019年)などで知られる脚本家・大島里美さんのオリジナル作で、西島さん演じる不器用な父と、芦田愛菜さん演じる素直になれない娘の愛の物語が描かれた。アパッシオナートは音楽用語でイタリア語の「熱情的に」。

 夏目響(芦田愛菜さん)は決別していた父・俊平(西島さん)と和解。バイオリンとピアノでセッションし、音楽を通して5年ぶりに心を通わせた親子。2人の様子に響の弟、海(大西利空さん)もトランペット奏者の大輝(宮沢氷魚さん)もホッとする。

 晴見フィルは仙台のオケフェスに向けて遠征の資金集めに奮闘する。蓮(佐藤緋美さん)は古谷(玉山鉄二さん)、大輝と共にある所へ向かっていた。そこでの予想外の行動に突き動かされた団員たちは、晴見フィルの存続方法を模索し始める。

 志帆(石田ゆり子さん)の元を訪ねた俊平は響と和解したと話し、記入した離婚届を志帆に渡す。

 その矢先、俊平の師匠であるドイツのシュナイダー先生が倒れたとの連絡が入る。俊平は悩むが、晴見フィルにとって命運をかけた最後の演奏を控えており……と展開した。

 オケフェスに出演するため仙台に遠征した晴見フィル。俊平のいない場で、響は団員たちに俊平を今すぐにでもドイツに行かせたいこと、そこで憧れの先生に引き出してもらって、憧れのオーケストラで難しくてワクワクする挑戦をしてほしいと訴える。

 響の「だって、指揮者はパパの人生そのものだから」という言葉に打たれたメンバーたちは、俊平のリハーサルをボイコット。

 天音(當真あみさん)が代わりに指揮台に立ってリハーサルをしているところへ俊平が顔を出すと、団長の古谷からクビを言い渡され、「マエストロは世界に羽ばたいてください」と告げられる。そして、最後の指揮を振った俊平が慌てて出て行くところへ団員たちが「さよならマエストロ!」と声を掛けた。

 タイトルを回収したラストに、SNSでは「演奏も相まって良いラストだったな~」「このドラマ好きだった。音楽が好きだから。音楽は人の心を救うことができるから」「毎話号泣。最終回ももれなく」「希望の見えるお話で良かったです。素晴らしいドラマでした」「西島さんの笑顔とポジティブ言動が良かった」といった声が上がり、特別編や続編に期待する声もあった。

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