俳優の江口洋介さんが、2024年1月23日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ「マルス-ゼロの革命-」（火曜午後9時）に出演することが分かった。江口さんと主演の道枝駿佑さんは、今夏放送のドラマ「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」（日本テレビ系）では親子役で共演していたが、今回は敵対する役どころとなる。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　演じるのは、大手通信事業グループ「クロッキーコミュニケーションズ」の社長にして、日本におけるSNS産業のカリスマ的存在でもある國見亜門（くにみ・あもん）。規格外の行動で周囲を圧倒しながらも、人心を掌握して一代で現在の地位までのし上がった人物で、主人公のゼロ（道枝さん）とは過去に浅からぬ“因縁”がある。ゼロたち動画集団「マルス」の前に、大きな敵として立ちはだかる。

　江口さんは「道枝くんとはドラマ『虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ』以来。夏頃に撮影していたので3、4カ月ぶりくらいかな？　あのときは黒髪だった息子が金髪になって不良になってしまいました（笑い）」とユーモアたっぷりにコメント。「道枝くんは作品に出るたび、全然違う役柄に挑戦していると思いますので、そんな彼の姿を一人でも多くの方に見ていただけたらいいですね」とアピールした。

　演じる國見については「成功者であり野心家」と評し、「國見なりの規格外なやり方で、『今の日本を変えたい』と思っているようなエネルギッシュな人物ではあるので、そこには共感を持ちながら演じていきたいと思っています」と述べた。

　ドラマは「3年A組－今から皆さんは、人質です－」（日本テレビ系、2019年）などで知られる脚本家・武藤将吾さんによるオリジナルストーリー。落ちこぼれ高校生たちが、謎の転校生“ゼロ”こと美島零（みしま・ぜろ）に扇動され「マルス」という動画集団を結成し、社会に反旗を翻（ひるがえ）す。初回は拡大スペシャルで放送する。