さよならマエストロ:主題歌はアイナ・ジ・エンドの新曲「宝者」 「自分史上今までにないほどまっすぐ歌うことを意識しました」

アイナ・ジ・エンドさん
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アイナ・ジ・エンドさん

 昨年6月に解散したガールズグループ「BiSH(ビッシュ)」のアイナ・ジ・エンドさんが、西島秀俊さん主演でTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で1月14日からスタートする連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の主題歌を担当することが明らかになった。

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 主題歌のタイトルは、アイナさんが作詞・作曲した新曲「宝者」。アイナさんは「初めて台本を少し読ませていただいたときに、文字で読んでいるのに音が聞こえてくるかのように鮮明に心に入ってきました。とてもワクワクしたのを覚えています。自分にも、できることを精一杯努めたい!と思いました」と振り返った。

 楽曲のコンセプトについて「奇をてらわずしっかり心に届くことを、音色でも声色でも考えました。ありがとうとさよなら。出会いと旅立ち。人はこれを繰り返して生きていくんだなぁと改めて自分も考えさせられました。そんなテーマでつづりました」と明かし、「軽快なテンポで、自分史上今までにないほどまっすぐ歌うことを意識しました。“大切な宝者”を思い浮かべて聴いていただけたら幸せです」と語った。

 また、東仲恵吾プロデューサーはアイナさんを起用した理由について、「本作は音楽が大きなテーマの一つです。その中で、唯一無二の声と表現力を持っていて、どんな楽曲でもアイナさんにしか歌えない色に染めていく彼女が奏でる“音楽”をお願いしたいと思いました。また、この作品は父と娘の確執と再生を描いていきます。ただ、確執といっても本音で嫌い合っているわけではない、すごく繊細で切ない心情なのですが、アイナさんなら切なさと救いを見事に歌い上げてくれると感じていました」と説明した。

 ドラマは、TBS系の連続ドラマ「凪(なぎ)のお暇(いとま)」(2019年)や「妻、小学生になる。」(2022年)などで知られる脚本家・大島里美さんのオリジナルストーリー。ある事件で家族も音楽も失った天才指揮者の夏目俊平(西島さん)と、そんな俊平を拒絶し音楽を嫌う娘の響(芦田愛菜さん)が地方オーケストラを通して、親子の絆と人生を再生させていく姿を描く。

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