厨房のありす:門脇麦が発達障害抱える天才料理人に 「料理は化学です」が口癖

ドラマ「厨房のありす」で八重森ありすを演じる門脇麦さん=日本テレビ提供
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ドラマ「厨房のありす」で八重森ありすを演じる門脇麦さん=日本テレビ提供

 1月21日に始まる門脇麦さん主演の連続ドラマ「厨房のありす」(日本テレビ系、日曜午後10時半)。玉田真也さん、野田慈伸さんのオリジナル脚本作。街の小さな料理店「ありすのお勝手」を中心に、生きづらい人々が織り成す切ないハートフル・ミステリーだ。ここでは、門脇さん演じる八重森ありすを紹介する。

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 ◇その人に合った“やさしいごはん”を作る料理人

 ありすは「ありすのお勝手」の店主。発達障害・自閉スペクトラム症の特性のため頑固でこだわりが強く、コミュニケーションは苦手だ。だが驚異的な記憶力の持ち主。

 3歳時から有機化学者の父・心護(大森南朋さん)と2人暮らしで、心護の影響で化学にハマり、膨大な化学知識がある。「料理は化学です」が口癖で、料理解説を始めると止まらない。客の健康状態や精神状態から、その人に合った優しいごはんを作る天才料理人。

 ◇初回ストーリー

 ありすは大きな音や強い光が苦手で、人に近寄られるのが怖く、物は何でも真っすぐにそろえないと気が済まない。

 客の好みやその日の条件に合わせて即興で料理を考えるので、「ありすのお勝手」のメニューは「店主のおまかせ料理」だけ。幼なじみで元ヤンのホール担当・三ツ沢和紗(前田敦子さん)と2人で切り盛りする店は、ランチ時には客足の絶えない人気店だ。

 そんな店に、住み込みバイトを希望する青年・酒江倖生(こうせい/永瀬廉さん)がやって来る。口下手で不器用そうで、家の無い倖生を和紗は警戒するが、ありすが珍しく合格点を出したためバイト採用は決定。だが、住み込みには、ありすを溺愛する父心護(大森さん)の承諾が必要で……。

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