め組の大吾 救国のオレンジ:第21話「東京消防庁広報課」 主任・佐藤百合絵の憤り 広報の思い 「ヒーローが必要だ」

「め組の大吾 救国のオレンジ」の第21話「東京消防庁広報課」の一場面(C)曽田正人・冨山玖呂・講談社/「め組の大吾 救国のオレンジ」製作委員会
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「め組の大吾 救国のオレンジ」の第21話「東京消防庁広報課」の一場面(C)曽田正人・冨山玖呂・講談社/「め組の大吾 救国のオレンジ」製作委員会

 消防官の活躍を描く曽田正人さんの人気マンガ「め組の大吾」の新作が原作のテレビアニメ「め組の大吾 救国のオレンジ」の第21話「東京消防庁広報課」が、読売テレビ・日本テレビ系で3月9日午後5時半から放送される。

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 東京消防庁広報課報道係主任の佐藤百合絵は、係長から「“東京消防庁”の5文字を出すように!」とげきを飛ばされていた。火災のニュースが警察発表となることを、広報として負けと思っているらしく「東京消防庁発表になる記事を書け」という指示だ。何度も聞いたその言葉に憤りながら仕事をこなしていた百合絵は、同僚の望月に「ヒーローが必要だ」とこぼす。それは「係長が忘れている5文字を出す目的」なのだという。

 「め組の大吾 救国のオレンジ」は、2020年10月に「月刊少年マガジン」(講談社)で連載をスタート。「め組の大吾」の主人公・朝比奈大吾の魂を引き継ぐ若い3人の消防官の成長が描かれている。十朱大吾、斧田駿、中村雪の3人の消防官が、精鋭部隊である特別救助隊(通称オレンジ)の隊員を目指す。アニメは「ベイビーステップ」「不滅のあなたへ」のむらた雅彦さんが監督を務め、ブレインズ・ベースが制作する。

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