伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第8回が、4月10日に放送され、俳優の栗原英雄さんが田中裁判長役で登場した。
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第8回では、よね(土居志央梨さん)を尾行し、初めて法廷で傍聴することになった寅子(伊藤さん)。行われていた裁判は、離婚で決着がつかない夫婦の間で、せめて形見の着物を返してほしいと妻が夫を訴えたものだった。妻には所有権がないことを知って憤る寅子は、帰宅後に優三(仲野太賀さん)を質問攻めにする。
なぜ結婚した女の財産は夫の管理下に置かれるのか。女性が置かれる理不尽な立場を認識した寅子は、「結婚」にますます懐疑的になる……と展開した。
栗原さんは、お笑いコンビ「シソンヌ」のじろうさんと長谷川忍さんとともに法廷シーンにゲスト出演。シソンヌの二人が夫婦それぞれを弁護する弁護士として対峙(たいじ)する様子を壇上から冷静に見定め、じろうさんがヒートアップした際には、「静かに」と冷静に言い放った。また「次回公判にて結審します」との言葉で最後を締めた。
栗原さんが、2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の大江広元役で人気を博したことから、SNSでは「大江殿だ!!」「大江殿が裁判長」「栗原さんだ!! 大江殿が裁判長に転生」などとファンが反応。「いい声の裁判官、栗原さんでしたね」「裁判官、栗原英雄さんだよね、キャストロールで見た。いい声」「朝から栗原さん!耳福~」「裁判長が栗原英雄さんなのも良い…! 法服似合ってるぅぅぅ…!」といった声も上がっていた。
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインの寅子とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。
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