俳優の織田裕二さんが熱血漢の刑事を演じて大ヒットした「踊る大捜査線」をはじめとする「踊る」プロジェクトの新作映画のタイトルと公開日が4月30日、明らかになった。柳葉敏郎さん演じる室井慎次が主人公で、10月11日公開の「室井慎次 敗れざる者」、11月15日公開の「室井慎次 生き続ける者」(共に本広克行監督)の2部作で公開される。
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「踊る大捜査線」は1997年に連続ドラマとしてスタート。織田裕二さん演じる主人公で、脱サラをして湾岸署刑事課に配属された異色の警察官・青島俊作や、本庁のキャリア組の室井をはじめとした個性的なキャラクターたちが、刑事の理想と現実とのギャップに困惑しつつも、真摯(しんし)に事件に向かっていく姿を、時に熱く、時にユーモアを交えながらリアルな描写で描き、人気を博した。
その後、1998年に「踊る大捜査線 THE MOVIE」が公開されると、興行収入100億円超えの大ヒットを記録。4作品、スピンオフ2作品が製作された。中でも、2003年公開の映画第2弾「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は、興行収入173.5億円を記録し、20年以上たった現在でも、実写邦画の最高記録をキープしている。
今回、公開されたティザー映像では、青島との約束を守るべく、自らの犠牲も顧みずまい進してきた室井が、真剣な表情で雪景色の中にたたずむ姿からスタート。室井が追い続けた理想とは、信じた正義とは……。さらに、スーツを脱ぎ、秋田犬と暮らす室井の姿も!?
現場の捜査員のために粉骨し、警視庁と警察庁の権力争いに利用され、自ら逮捕されるなど、波乱に満ちた警察人生を送ってきた室井に、一体何があったのか。そして映像のラストには、室井の口から衝撃の一言が……。
これまで踊るシリーズを手がけてきた亀山千広さんがプロデュース、君塚良一さんが脚本、本広さんが監督を務めることがすでに発表されていたが、2022年12月に公開され大ヒットした劇場版アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」の武部聡志さんが音楽を担当することも明らかになった。武部さんが「踊る」プロジェクトに参加するのは初めて。
また、4月26日から全国の映画館(一部劇場を除く)で、映画タイトルと公開日が載ったチラシが配布されており、事前情報なしで偶然見つけたファンの間では「映画館にチラシ発見! まさかの2作で連続公開なんて!」「映画見に来たらやたら目に入ったかっこいいチラシが室井慎次だった」など、話題を集めていた。映画館には、通常バージョンのチラシと、デザインの異なるレアバージョンのチラシも少量設置されており、「踊る」ならではのサプライズが施されているという。
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