古畑任三郎:石黒賢が自称・霊能力者の犯人に! 5月30日に第1シーズン第9話を放送

「警部補・古畑任三郎 第1シリーズ」の一場面(C)フジテレビ/共同テレビ
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「警部補・古畑任三郎 第1シリーズ」の一場面(C)フジテレビ/共同テレビ

 故・田村正和さん演じる刑事・古畑任三郎が、完全犯罪をもくろむ犯人たちの難解なトリックを、卓越した推理力で解いていくフジテレビの人気ドラマシリーズ「古畑任三郎」。1994年の放送開始から30周年を迎えたことを記念して、フジテレビの平日午後1時50分~3時45分の再放送枠「ハッピーアワー」で各日2話ずつ放送されている(関東ローカル。放送後、TVerとFODで1週間無料配信)。ここでは、5月30日放送の第1シーズン第9話を紹介する。

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 ◇第1シーズン第9話「殺人公開放送」(5月30日午後1時50分~2時48分)

 出演は田村さん、石黒賢さん、山口崇さん、西村雅彦さん、潮哲也さんら。脚本は三谷幸喜さん。初回放送は1994年6月8日。

 物語は……自称・霊能力者の黒田清(石黒さん)は、河原の石の下に赤いスカーフを置いたところを、チンピラ風の男に見られてしまう。黒田は霊能番組にも出演しているテレビ界の人気者。そのトレードマークのサングラスとライダージャケット姿で黒田と気付いた男は「何をしていた」としつこく絡んでくる。

 揚げ句の果てに取っ組み合いとなり、はずみで土手から落ちた男は、河原の石で頭を打って死んでしまう。慌てて死体を草むらに隠し、黒田はバイクで立ち去った。

 テレビ局で霊能番組の公開録画が始まった。スタジオには、古畑(田村さん)と部下の今泉(西村さん)も観客として来ていた。

 霊視で河原の赤いスカーフが映るという黒田。現場に取材班が向かうが、そのカラクリをゲストの科学者・神宮(山口さん)に見破られた黒田は、ついに死体が見えると言い出す。そして、取材班が男の死体を発見。スタッフや観客から感心され、勝ち誇る黒田だったが、古畑は収録したテープから、黒田の犯罪を立証していく……。

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