伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時)の第11週「女子と小人は養い難し?」(6月10~14日)の週間平均視聴率(世帯)が17.3%(ビデオリサーチ調べから算出、関東地区)だったことが6月17日、分かった。
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「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。
第11週では、花岡(岩田剛典さん)が違法である闇市の食べものを一切拒否して栄養失調で亡くなったと聞き、衝撃を受ける寅子(伊藤さん)。戦地から戻った轟(戸塚純貴さん)はよね(土居志央梨さん)と再会し、苦しい胸の内を打ち明ける。
翌年、GHQからの通達を受け、桂場(松山ケンイチさん)らは家庭裁判所設立に向け動き出す。
家庭裁判所設立準備室に異動することになった寅子。残り2カ月で家事審判所と少年審判所を合併し、家庭裁判所を発足させなければならないのだが、話し合いは進展しない。一方で、最初やる気が感じられなかった上司の多岐川(滝藤賢一さん)の“意外な熱意”に寅子は触れる。
ある夜、酔って寝てしまった汐見(平埜生成さん)を、多岐川と自宅に送り届けた寅子。出迎えた汐見の妻は、“ヒャンちゃん”こと香淑(ハ・ヨンスさん)だった。
今は日本名「香子」を名乗る香淑は、汐見を通して「崔香淑のことは忘れて私のことは誰にも話さないで。トラちゃんはトラちゃんの仕事を頑張って」と寅子に伝える。
その後も、年明け1月1日の家庭裁判所発足に向けて、寅子ら家庭裁判所設立準備室の面々の奮闘が続き……と展開した。
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