謎解きはディナーのあとで:「紅バラのたたり」? “令嬢刑事”北川景子に“毒舌執事”櫻井翔は無関係の殺人事件と断定するが 6月26日に第6話放送

北川景子さん
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北川景子さん

 東川篤哉さんのミステリー小説(小学館)をドラマ化し、櫻井翔さんが“毒舌執事”役で主演、北川景子さんが“令嬢刑事”役で出演した2011年10月期のフジテレビ系連続ドラマ「謎解きはディナーのあとで」が、同局の平日午後1時50分~3時45分の再放送枠「ハッピーアワー」で放送中だ(関東ローカル、FODで配信)。ここでは6月26日放送の第6話を紹介する。

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 ◇第6話「綺麗な薔薇には殺意がございます」(6月26日午後2時48分~3時45分)

 お笑いコンビ「バナナマン」の日村勇紀さんらがゲスト出演した2011年11月22日初放送の第6話「綺麗な薔薇には殺意がございます」。出演は、櫻井さん、北川さん、野間口徹さん、中村靖日さん、岡本杏理さん、田中こなつさん、椎名桔平さんら。脚本は黒岩勉さん。

 物語は……朝食時、いつものように優雅にミルクをサーブする影山(櫻井さん)。ただその相手は宝生麗子(北川さん)ではなく猫だった。迷い猫の面倒を見る影山を「暇ね」とからかう麗子。だが、影山は麗子こそ朝から国立署管内で殺人事件が起きたと騒いでいるが、のんびり朝食を食べていていいのかと切り返す。慌てて麗子が携帯電話を確認すると風祭警部(椎名さん)からの着信履歴が連なっていた。

 事件があったのは藤倉ホテルの創業一族の藤倉家の温室。その一番奥にあるバラ園でつるバラがからまる台座の上で高原恭子(山口あゆみさん)が殺されていた。恭子は駅前のクラブで働くホステスで1カ月前から藤倉家に居候していた。死因は絞殺による窒息死で、着衣に汚れがないことなどから別の場所で殺害されて、ここまで運ばれてきたと推測された。現場の状況から風祭は国立七不思議の一つ「紅バラのたたり」を麗子に語って聞かせる。

 「紅バラのたたり」とは、かつて藤倉家の長男が、働いていた黒川紅子(建みさとさん)というメイドに恋をし、身分違いの恋に怒った藤倉家の人々は紅子が可愛がっていた黒猫を殺してしまう。すると、失意の紅子がバラ園で自殺。以降、このバラ園に携わる者たちに次々と不幸が襲いかかったというのだ。

 風祭とともに一通りの事情聴取を影山に見守られながら終えた麗子。屋敷に戻ると、影山はいつになく麗子のことを褒めまくる。国立七不思議の謎を解くのが夢だった影山は、どうしても今回の事件の謎を解きたくて仕方なかったのだ。影山に押し切られる形で事情聴取の詳細を話す麗子。

 あらましを聞き終えた影山は、今回の事件は「紅バラのたたり」とは無関係の殺人事件だと断言。犯人の目星がつかない麗子に影山は、「それでもお嬢様はプロの刑事でございますか。ズブの素人よりもレベルが低くていらっしゃいます」と強烈な言葉を浴びせ……。

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