奥智哉:仮面ライダー出身、成長著しい19歳が「べらぼう」で初の大河ドラマ “幻の11代将軍”徳川家基に

2025年1月5日スタートのNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」で徳川家基を演じる奥智哉さん
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2025年1月5日スタートのNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」で徳川家基を演じる奥智哉さん

 俳優の奥智哉さんが、横浜流星さん主演で、2025年1月5日にスタートするNHK大河ドラマべらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」で、徳川家基を演じることが7月15日、分かった。奥さんは大河ドラマ初出演。

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 奥さんは2004年7月18日生まれ、神奈川県出身の19歳。2020年、Netflixオリジナルドラマ「Followers」で俳優デビューし、2021~22年放送の特撮ドラマ「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系)では、地下組織「ウィークエンド」のメンバー・牛島光を演じ、第35話(2022年5月15日放送)では、「仮面ライダーオーバーデモンズ」に変身してみせた。

 以降、NHKの「ドラマ10『大奥』」(2023年)、TBS系日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(同)などの話題作に起用され、実写ドラマ「十角館の殺人」(Hulu、2024年)で、ドラマ初主演を果たした成長著しい19歳の若手俳優だ。

 徳川家基は、文武両道、幻の11代将軍。幼い頃より聡明で成長するにつれて政治に関心を持ち、田沼意次の政策を批判。11代将軍として将来を期待されるが、鷹狩に出かけた折に 体調不良を訴え、“謎の死”を遂げる。徳川宗家の歴史の中で「家」の通字を授けられながらも唯一将軍位に就けなかった。

 奥さんは「名だたる役者さんたちと江戸の世を生き、政を動かしていくと想像しただけで武者震いしています! 大原拓監督には時代劇を初めて経験させていただいた『大奥』のときにお世話になりましたので、『べらぼう』で成長した姿を見せれたらと思います」と話す。

 共演が楽しみな俳優は「渡辺謙さんです」と明かし、「僕が演じる徳川家基と渡辺謙さん演じる田沼意次は対立関係にあるので、お芝居をご一緒できると思うと凄く楽しみです」とコメント。さらに「 (主演の)横浜流星さんの目が好きです。キレと色気があり、そのうえ役によって力強さと溢れる情熱を感じます。横浜流星さん演じる蔦屋重三郎をとても楽しみにしています!」と声を弾ませた。

 改めて「家基は聡明で、文武両道。政治への強い関心を持ち、田沼意次の政治を批判したり、父親である将軍・徳川家治に対しても自分の意志をしっかりと貫く人でもあります。しかし、若くして亡くなってしまいます。その短い生涯の中で、どの様に生きたのか僕なりに徳川家基を一生懸命演じさせていただきます」と誓った。

 「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎の生涯を描く。制作側は「親なし、金なし、画才なし……ないない尽くしの生まれから“江戸のメディア王”として時代の寵児(ちょうじ)になった快男児」と銘打つ。

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