虎に翼:「何でいっつもいっつも」←ホントそれ (回想)付かない優三さん “声のみ”で寅子も視聴者も号泣させる(手紙全文)

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第94回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第94回の一場面 (C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第94回が、8月8日に放送され、優未(竹澤咲子ちゃん)が存在を明かした優三(仲野太賀さん)の手紙の内容に、寅子(伊藤さん)が号泣。視聴者からも「朝から号泣させないで」との声が上がった。

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 予想していなかった花江(森田望智さん)の突然の訪問に喜びを爆発させる寅子。優未、稲(田中真弓さん)も加わり、4人で楽しい時間を過ごす。

 夜、花江は、自分が新潟へとやって来た本当の理由を寅子に明かす。それは最近、寅子が気になっている航一(岡田将生さん)が関わる話でもあった。すると、寝たと思っていた優未がやってきて、優三の遺品のお守りの中に入っていた手紙の存在を寅子に教える。そこにはこう書いてあって──。

 「トラちゃん、もしトラちゃんの元に帰ることができなかったら、そう思ってこの手紙をしたためています。僕の望みは前に話したけれど、もう一つだけ、望みを増やしてもいいですか? 弱音を吐くことができる人、正しくないトラちゃんも好きでいてくれる人を見つけてください。できれば心から恋して、愛する人を見つけてください。でも、見た目とか、甘い言葉をささやく相手にだまされちゃいけない。トラちゃんと優未をスンッとさせる相手はダメ。トラちゃんと優未を縛る相手はダメ。トラちゃんと優未の笑顔を奪う相手はダメ。トラちゃんを心底愛せない相手はダメだ。でも、その人を前にして、胸が高鳴って仕方ないのなら、その人が好きなら、今書いたことも、僕も、全て忘れてその人の元に飛んでいってほしい。トラちゃん、自分を信じて。そんなトラちゃんを僕は信じる。優未もお母さんを信じて。優未のことをずっと見守ってるよ。二人のことを誰よりも、何よりも、一番愛しています」

 手紙を読み終えた寅子は「何で、いっつもいっつも」と大粒の涙をこぼす。そして、優未と花江は、そんな寅子を慰めるように抱き締め……。

 同回のオープニング(OP)タイトルバックで「佐田優三 仲野太賀さん」と「(回想)」も「(写真)」も付かずにテロップで紹介された際、SNSでは「えっ、優三さん、回想じゃない」「優三に回想がついてない!」「え、回想でも写真でもないぞ! 優三さんっ!!」といった声が上がったが、結局、優三は手紙を読む声の登場がメイン(写真でもチラっと)に。それでも寅子はもちろん、視聴者の涙も誘い、視聴者から「声のみでも…姿が見えるぞ…」「優三さん…朝から泣かせないでくれ…」「号泣ー!!!!」「後から後からあふれる涙…」「朝から涙腺ゲリラ豪雨」「ほんと何で、いっつもいっつも…」「ほんと いっつもいっつも だよ」などの感想が次々と書き込まれた。

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