じゃあ、あんたが作ってみろよ
第9話 おにぎり食べて、元気だせ!
12月2日(火)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の最終回が、9月27日に放送された。冒頭、平成11(1999)年に時代が跳び、すでに寅子(伊藤さん)が故人であることがナレーションで明かされ、X(旧ツイッター)では、「主人公ナレ死」がトレンドに浮上するなど、話題となった。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
最終回は、寅子が体操をしている場面からスタート。男女共同参画社会基本法が施行されることを伝えるニュースがテレビから流れ、ナレーションで「平成11年、寅子が亡くなり、15年がたちました」と説明された。
優未(川床明日香さん)は、自宅で着付けと茶道の教室を開き、ジャン荘、寄生虫研究の雑誌編集、さらには花江(森田望智さん)とひ孫の面倒を見る多忙な生活を送っている。そんな優未を心配した寅子は、「何だか元気がないわね。お母さんの面白おかしい顔でも見せてあげられたらな」と、死後も優未を見守っているよう様子が描かれた。
星家では、すっかり年老いた航一に、優未が「やっぱり老人ホームじゃなくて、ここで一緒に暮らすのがいいと思うんだけど」と提案。しかし、航一は「子どもたちに縛られず、自由に過ごしたいんです」とその申し出を断った。
優未は「秘密の話、聞いてくれる?」と切り出すと、航一に「さっきね、自分の中にお母さんをすごく感じたというか……。私にとって、法律って、お母さんなんだよなぁって。だからね、今、すごく近くに感じる。感じると、心が軽くなる。みーんなの中にあって、寄り添ってくれるものなんだよなって」と告白した。
優未が夕食の準備のために立ち去ると、航一は寅子に向かって「だそうですよ」と声をかけた。「何だか照れるわね」と笑う寅子に、航一は「寅子さんがいなくて、とても寂しいけれど、もう少し、こうやって彼らを見守って、この余生を楽しみたいって、自分でも驚いてしまいますが、そう思っているんですよ」と語った。
最終回の冒頭で主人公が“ナレ死”し、“幽霊”のような存在となって登場する異色の展開に、SNSでは「前代未聞の朝ドラ」「寅子ナレ死に声出た」「最終回が主人公の死後だとはびっくり」「主人公が最終回でナレ死、霊魂として家族を見守るの斬新だわ」「過去イチ印象深い朝ドラになりました」といった声が上がっていた。
NHKのドキュメンタリー番組「ドキュメント72時間」(総合)では、12月5日午後10時から「健康診断 体の声に耳をすませば」を放送する。今回の舞台は、健康診断や人間ドックの会場。…
俳優の菅田将暉さんが、12月7日放送のトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系、日曜午前7時)に出演する。
NHKの教養番組「浮世絵EDO-LIFE」では、同局の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)をより深く楽しむため、物語とリンクした浮世絵が毎週登場。1…
高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。12月6日は第10週「トオリ、スガリ。」(12月1~5日)を振り返る。