藤原紀香:「おむすび」で朝ドラ初出演 ヒロイン結に大きな影響を及ぼす管理栄養士役に「とても光栄」(コメント全文)

連続テレビ小説「おむすび」で西条小百合を演じる藤原紀香さん(C)NHK
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連続テレビ小説「おむすび」で西条小百合を演じる藤原紀香さん(C)NHK

 俳優の藤原紀香さんが、橋本環奈さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」に出演することが1月6日、明らかになった。藤原さんが朝ドラに出演するのは初めて。

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 藤原さんが演じるのは、ヒロイン・結(橋本さん)が入院した病院の管理栄養士・西条小百合。気さくな態度と的確な判断で、患者に合わせた食事を提供する。結の今後に大きな影響を及ぼす“キーパーソン”となる。

 「おむすび」は、平成元年生まれのヒロインが、どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、栄養士として人の心と未来を結んでいく、“平成青春グラフィティー”。NHKのドラマ「正直不動産」などで知られる脚本家・根本ノンジさんのオリジナル作品となる。

 ◇藤原紀香さんのコメント

 神戸の大学時代からの親友が管理栄養士をしているので、仕事の内容や苦労などについて認識していました。病院や会社、そして個人に寄り添う縁の下の力持ち的存在でその活躍があまり認知されていない職業なのかもと思っていたので、このお役をいただいたことはとても光栄です。

 西条は、患者一人一人に対して最善を尽くしたいという思いがひときわ強い人で、長年の経験を経て人の痛みも分かる度量の深い女性です。患者さんに対して分け隔てなく、壁を作らず、あっけらかんと、自然にコミュニケーションをとります。そして、時に厳しくプロフェッショナルとして、カラダについての大切なことを伝えます。その言葉選びやスイッチの切り替えが面白い人であるし、常にその心根には『この患者さんに1日も早く心身ともに健康になってもらうには、何がベストな方法なのだろう』と考えています。

 仕事以外では割とずぼらなところがある、という西条のキャラクター設定ですが、実は私も、完璧! と思っていることもかなり抜けているところがあるので、ドジなところは似ているなと思いますね(笑)。

 橋本環奈さんについては、その力強いまなざしに芯の強さを感じます。結との初シーンでは、体調が悪くて食べられないことへの不安や葛藤がひしひしとその瞳から伝わってきて、気づけば自身も自然に西条として結に接していました。

 西条は結に、“管理栄養士は命を支える仕事”であるということを示し、結がこの職業を目指そうと思いを固めるきっかけとなるキーパーソンのお役目なので、見ている方に西条の奥に秘めたその情熱が伝われば、と心を込めてつとめました。

 ◇制作統括・宇佐川隆史さんのコメント

 結が次のステージへと進むキーパーソンとなる人物・西条小百合役。その役を、藤原紀香さんに演じていただけることを、本当にうれしく、心強く感じています。

 主人公・結が入院をきっかけに出会う管理栄養士・西条小百合。柔らかな関西弁で、患者と自然に打ち解けながらも、医療従事者として伝えるべきことはしっかりと伝える。人の心にそっと寄り添うその姿が、結に『管理栄養士になりたい』という新たな夢をもたらします。

 藤原さんは、その包容力や温かみ、そして西条の優しさの中に潜む芯の強さを絶妙に演じてくださっています。さらに、神戸出身の彼女ならではの柔らかな方言が、さらなる説得力を生み出しています。ぜひ、西条小百合の魅力、そして藤原紀香さんの新たな一面をお楽しみください。

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