中尾ミエ:「こんなに穏やかに最期を」あやかりたいと 三人娘・園まりさんとの最期の思い出を語る 「徹子の部屋」で

5月26日放送の「徹子の部屋」に出演した中尾ミエさん=テレビ朝日提供
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5月26日放送の「徹子の部屋」に出演した中尾ミエさん=テレビ朝日提供

 歌手の中尾ミエさんが、5月26日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。伊東ゆかりさんを含む3人で「三人娘」として一緒に活躍し、昨年7月に80歳で亡くなった園まりさんの思い出などを語った。

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 中尾さんは、「まりちゃんが亡くなる時に、全部処分したいからと言って。洋服やドレス、アクセサリーなどを全部、私とゆかりに処分してほしいと言って」と明かし、「人間って、終わりよければ全てよしって言うけれど、この人は本当に最期にちゃんと整理して。緩和ケアは覚悟して入るわけでしょ、だけどすごく穏やかでね」「その時、私、よかったなと思って。やらなきゃいけないことを全部やって、私たちに『あとお願いね』って言って」と園さんの最期について語った。

 さらに、「ゆかりもドレスを何枚かもらって、私もアクセサリーなどをもらって、それを持って、まりちゃんのお見舞いに行って、『まりちゃん、これもらったわよ』『大事にするからね』と」と伝えたといい、「亡くなる4、5日前かな、つらそうではなかった。最期までしっかりしていたし、こんなに穏やかに最期を迎えられるんだなと思って。私もあやかりたいと思った」と話した。

 「三人娘も悔いがない。本当にやりきったと思います」といい、園さんの葬儀では伊東さんと弔辞を読んだ。悔いはないと読んだところ、拍手が起きて、こんな時に拍手を受けるものなのかと思ったという。「まりちゃんもきっと悔いがないと思う。(三人娘の)再結成を最初は嫌々やっていましたけど、最後はやってよかったと言ってくれたから」と思いをはせる。家族がみんな亡くなり、最後は本当に一人で、マネジャーが最期まで面倒をみてくれていたという。

 三人娘について、中尾さんは「私たちは30年くらいブランクがあっての再結成だった。グループに永遠はありえない、途中でバラバラになって解散したりするけれど、何年か何十年かたった時に、それ(グループ)は財産だから。例えばけんか別れしても、何年かたった時に再結成できるというのは、誰でもできることじゃない。みんなも(グループを)大事にしてほしい」とグループで活動している人たちへメッセージを送った。

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