あんぱん:「生きて帰ってきなさい!」登美子の叫びに視聴者号泣 「震えた」「最大級の母の愛」

連続テレビ小説「あんぱん」第50回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第50回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第50回が6月6日に放送され、嵩(北村匠海さん)の出征に駆けつけた母・登美子(松嶋菜々子さん)の言動に、視聴者の注目が集まった。

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 第50回では、坊主頭の嵩を見て全てを悟ったのぶ(今田さん)は、「おめでとうございます」と頭を下げる。迎えた出征の日。町人たちに激励される嵩に、千代子(戸田菜穂さん)も「お国のために……立派に……」と必死に言葉を絞り出す。

 すると、商店街の奥から「嵩! 死んだらダメよ!」という登美子の声が響き渡った。登美子は嵩に駆け寄り、「嵩、いいこと? 絶対に帰ってきなさい! 逃げ回ってもいいから。ひきょうだと思われてもいい! 何をしてもいいから! 生きて……生きて帰ってきなさい!」と目に涙をためながら叫んだ。

 国防婦人会の民江(池津祥子さん)は「あなたそれでも帝国軍人の母親ですか? 母親なら母親らしゅう、息子さんを立派に送り出すがが務めではございませんか!」と激怒。登美子は「立派に送り出す?」「戦争に行く子に死んできなさいと言うのが?」と言い返し、「死んだらダメよ。生きるのよ!」といとおしそうに嵩の顔を触った。

 SNSでは「涙腺崩壊」「全母親が心のうちで思っていたことを民衆の前で大声で泣きながら息子に訴える登美子、そしてあの泣きながら息子の頬を撫でる松嶋菜々子さん、震えた」「愛情表現が不器用なだけの本当は優しい母親」「最大級の母の愛」「今までの嫌な登美子さんは全部この日のためにあったのね」といった声が上がっていた。

最新の人物相関図が公開 戦争終結で大きく変化も“残った名前” 新キャラは7人

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(第14週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(第14週~) (C)NHK

 新たな人物相関図がドラマの公式サイトなどで公開された。6月30日に始まる第14週「幸福よ、どこにいる」からの相関図で、“戦争パート”の終結と共に大きく変化し、新たなキャラクター7人が加わった。

 新キャラの顔ぶれは、津田健次郎さん演じる東海林明、倉悠貴さん演じる岩清水信司、鳴海唯さん演じる小田琴子、野村万蔵さん演じる霧島了、古河耕史さん演じる鳥居出、嘉島陸さん演じる緑川達也、若林拓也さん演じる青木政三。いずれもヒロインののぶ(今田さん)が入社した高知新報の面々で、ソロショットも公開された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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