あんぱん:「兄貴もあの場にいれば分かる」千尋が海軍士官になった経緯が明らかに 視聴者「同調圧力の怖さまで描くのか」「ビンタ見るよりキツい」

連続テレビ小説「あんぱん」第54回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第54回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第54回が6月12日に放送され、千尋(中沢元紀さん)が海軍士官になった経緯が明らかになり、視聴者の間で話題になった。

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 第54回では、嵩(北村匠海さん)が入隊して2年後の夏。3年ぶりに会った千尋は、海軍の士官になっていた。弁護士を目指して京都帝国大学で法律を学んでいたはずの千尋に対して、嵩は「どういうことだ?」「ちゃんと説明しろ」と問いかける。

 千尋は「卒業が半年繰り上げになって、海軍予備学生に志願した」と説明。学友たちが海軍に志願する中、自分だけ行かないわけにはいかなかったといい、「兄貴もあの場にいれば分かる」と経緯を語った。

 千尋の任務は駆逐艦に乗り、敵の潜水艦のスクリュー音を察知して爆雷を投下することだという。嵩は「お前どうしちゃったんだよ」と涙をにじませ、「お前が耳を澄まして聞きたかったのは、敵のスクリューの音じゃないだろ!」「俺にとっては、世界でたった一人の弟なんだ!」と激怒する。

 嵩が「伯父さんがよく言ってたじゃないか。何のために生まれて、何をして生きるがか! 敵の潜水艦を! やっつけるためじゃないだろ!」と声を荒らげると、千尋は「もうやめてくれ! 兄貴はわしにどうせえっていうがな!」と返し、5日後に佐世保から駆逐艦に乗って南方へ向かうことを伝えた。

 SNSでは「うわ、同調圧力で海軍志願……しんどい」「同調圧力の怖さまで描くのか」「ビンタ見るよりキツいよ」「飲み込まれていく感じが描かれててすごく苦しいし悲しいし悔しい」「海軍士官に志願したと知った時の千代子さんの心情を思うと更に涙が……」といった声が上がっていた。

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