あんぱん:食事は朝晩2食、薄い粥のみ 嵩たちの“空腹との戦い”始まる 視聴者「ヤムさんが味わった地獄」「この経験がアンパンマンに」

連続テレビ小説「あんぱん」第57回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第57回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第57回が、6月17日に放送された。終盤で、嵩(北村匠海さん)ら小倉連隊の駐屯地への補給路が絶たれる展開が描かれ、視聴者の注目が集まった。

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 第57回では、嵩たちが仕上げた紙芝居は、八木(妻夫木聡さん)の助け船のおかげで無事審査に合格する。紙芝居披露の日。重々しい雰囲気の中で始まった紙芝居だったが、次第に村人たちから笑いと拍手が起こる。泣かすつもりの内容になぜ笑うのかと首をかしげる嵩たち。嵩の意図とは違う伝わり方をしたものの、上官に評価された嵩は夢中で絵を描く日々を過ごす。

 1945(昭和20)年3月10日、東京大空襲。戦争は激化の一途をたどり、日本の敗戦が決定的になる。嵩たち小倉連隊の駐屯地も敵の大攻撃を受けて孤立し、嵩は元の分隊に戻ることに。補給路が断たれたことで食料の倹約を余儀なくされ、救援隊が来るまでの間、食事は朝晩の1日2食に。薄い粥(かゆ)のみが配膳され、空腹との戦いが始まった。

 SNSでは「想像しただけでしんどい」「空腹が一番つらいってヤムさんが言ってたね」「ヤムさんが味わった地獄」「この空腹の経験がアンパンマンにつながるんだろうな」「空腹と戦いながら、敵とも戦わなきゃいけない。明日からはもっと過酷なシーンが続くんだろうな」といった声が上がっていた。 

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