あんぱん:「戦争がなかったら」豪ちゃん&千尋は? メイコの言葉に視聴者涙「“もしも”の未来に胸がぎゅっとなった」「青春を諦めないでほしい」

連続テレビ小説「あんぱん」で原菜乃華さん演じる朝田メイコ(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」で原菜乃華さん演じる朝田メイコ(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第78回が7月16日に放送され、メイコ(原菜乃華さん)が口にした「戦争がなかったら、うちらどうなっちょったろうか」という言葉に、視聴者が反応した。

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 第78回では、鉄子(戸田恵子さん)からの電話に出た東海林(津田健次郎さん)は、一人考え込んでいた。鉄子がそんなに怒っていたのかと、慌てて謝罪するのぶ(今田さん)。すると、東海林から意外な返答が。その夜、嵩(北村匠海さん)たちと屋台で酒を飲んでいた東海林は、鉄子がのぶを引き抜こうとしていることを打ち明け、どうしたものかと考えあぐねる

 同じころ、のぶもメイコに鉄子の話をしていた。のぶは「先生と出会うて胸が熱うなった。先生と一緒やったら、うちも子供らあを助けれるかもしれん。そう思うたがよ」と明かしつつ、東京行きを否定。「こんなうちを拾うてくれた高知新報に何も恩返しできちゃあせん。それに蘭子(河合優実さん)も郵便局、辞めさせられたやろ? うちが 家守らないかん」と語った。

 するとメイコは「戦争がなかったら、うちらどうなっちょったろうか」と切り出し、「蘭子姉ちゃんは豪ちゃん(細田佳央太さん)と石屋を継いで、釜じい(吉田鋼太郎さん)を手伝うて。今ごろ、お母さんになっちょったかもしれん。千尋君(中沢元紀さん)はうんと優しい弁護士になって……。そんなこと考えよっても仕方ないのにね」と話した。

 のぶが「戦争がなかったら、メイコはどんな夢を追いかけて、どんな青春を送ったがやろうね」と尋ねると、メイコは「青春か……。うち、防空壕ばっかり掘ってきたき」と返答。のぶが「防空壕ばっかりの青春らあて悔しゅうない?」と問いかけると、メイコは「悔しい」と答えた。のぶは「きっとまだ間に合う。どんな自分になりたかったか、必死に考えてみようや。うちらあの夢を取り返すがやき」とメイコを励ました。

 SNSでは「メイコが『もし戦争がなかったら』の話を出すのは反則すぎて泣いた」「“もしも”の未来に胸がぎゅっとなった」「皆それぞれ違う未来があったんだよ。考えても仕方のないことだけどやっぱり考えてしまう」「戦争は大罪だよ本当に」「メイコには青春を諦めないでほしい」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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