フェイクマミー
第9話 ニセ母計画崩壊!?追い込まれた家族の決断
12月5日(金)放送分
今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第79回が7月17日に放送された。同回では、吉田鋼太郎さん演じる釜次の“最期”が描かれ、視聴者から大きな反響が寄せられた。
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第78回では、釜次を心配して朝田家に帰ってきたのぶ(今田さん)たち。羽多子(江口のりこさん)は、釜次は元気そうに振る舞ってはいるが、肺がかなり弱っていると説明。釜次を囲みながら、家族に鉄子(戸田恵子さん)の話をしたのぶは、釜次から本当はどうしたいのかと聞かれて返答に詰まってしまう。
そんな中、見舞いにやって来た嵩(北村匠海さん)に、釜次は「おまんのマンガは……くだらんのう。けど……面白い」と伝える。のぶは嵩に、釜次のためにマンガを描いてほしいと頭を下げた。嵩は朝田家の面々が登場する4コママンガを描き、それを読んだ釜次は「なんじゃこりゃ。バカじゃのう」と笑った。
その日の夕暮れ、人生を振り返った釜次は「悔いはない」と言い、朝田石材店をは自分の代で畳むと宣言。家族に「わしは石屋が性に合おうちょった。やき、ず〜っと面白がって働いてきたがじゃ。もう十分じゃ。えいか。この家に縛られたらいかんぞ。おまんらも面白がって生きえ。結太郎(加瀬亮さん)の言いよったとおりじゃ。女子も、いや女子こそ大志を抱きや」と伝えた。
釜次は、結太郎のソフト帽をかぶり、のぶに「おまんを待ちゆう人がおったら、そこに向こうて走れ。おまんが助けたい人がおるがやったら、どればあ遠くても走っていけ」「なりふり構わず走れ。間違うても転んでもええ。それも全部面白がって生きえ」と語りかけた。
のぶは泣きながら「うち、釜じいの孫でよかった。最高や」と感謝。蘭子(河合優実さん)も「うちも面白がって生きるき」と約束。メイコ(原菜乃華さん)は「うちが面白がって生きちゅう時は、歌いゆう時や」と答えた。その後、釜次のリクエストで、のぶ、蘭子、メイコは「よさこい節」を歌う。3姉妹の歌声を聴きながら、釜次はくら(浅田美代子さん)に「ありがとにゃ」と伝えた。
ラストシーンでは、光が降り注ぐ中、結太郎のソフト帽をかぶり、背中に「釜」と書かれた半纏(はんてん)を羽織った釜次が「よさこい節」を踊った。最後に、石を削る音が響き、第79回は幕を閉じた。
SNSでは「最期まで最高にカッコいいおじいちゃんだったよ号泣」「釜じいらしい旅立ちだな」「釜じいの視線の先には結太郎さんや豪ちゃんがいるのかなあ?」「最後の石を削る音は、豪ちゃんが迎えに来ていたのかな」「丸々15分間、吉田鋼太郎劇場だった」「釜じいを吉田鋼太郎さんにした意味がよくわかった」といった声が上がっていた。
今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。
9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。
「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。
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