あんぱん:事前予告なしで初登場! 嵩と熱く語り合う“劇団座長”青柳翔に注目集まる「見るたび別人」「やっぱりカメレオン俳優」

連続テレビ小説「あんぱん」第91回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第91回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第91回が8月4日に放送された。同回では、大根座長を演じる「劇団EXILE」の青柳翔さんが事前予告なしで初登場し、視聴者の注目を集めた。

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 昭和23(1948)年2月、三星百貨店の宣伝部で活躍し、職場で一目置かれる存在になっていた嵩(北村匠海さん)。ある日、三星劇場で上演される舞台のポスターを描くことになった嵩は、カフェで座長の大根と打ち合わせをすることに。

 大根が「いつもにぎわってる洛中だが、夜はなぜか閑散としている。それはなぜか。鬼だ。鬼が夜な夜な現れ人を食らうという話が広まったからだ。人々は恐れおののいたが、一人の男が立ち上がった。その名も……」と熱を込めて話し出すと、嵩も「渡辺綱。頼光四天王の一人ですよね」と反応。大根は「詳しいね、君」「よかった、話の分かる人で」と感心した。

 嵩が戦時中、宣撫班にいたことを明かすと、大根は「なんだか感激だ」とつぶやき、「俺は戦地に送られて、そこで慰問団の芝居を見て、もし生きて帰れたら、絶対に芝居の世界に飛び込もうと思ったんだ」と回顧。「あの時味わった感動をお客さんにも味わってほしい。そのために芝居を見たことない人の心にも届くポスターを作りたい。せっかく生きてるんだ。心から楽しいと思える時間を多くのお客さんに届けたい」と熱く語ると、嵩も「素晴らしい考えだと思います」と共感した。

 大根役を演じる青柳さんは、「HiGH&LOW」シリーズ、Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」シリーズ、映画「孤狼の血 LEVEL2」など数々の話題作に出演。2023〜2024年に放送されたNHKのプレミアムドラマ「仮想儀礼」では、大東駿介さんと共にダブル主演を務めた。

 SNSでは「Mrs. GREEN APPLEの大森くんで盛り上がってるけど青柳翔に驚いたw」「青柳翔さんが朝ドラ俳優に!!!!」「よく見たら青柳翔だった。雰囲気違うね」「青柳翔やったの!? 気づかんかった……」「役の幅が広すぎ。やっぱりカメレオン俳優」「見るたびに別人だわ」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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