阿佐ヶ谷姉妹:次期「ばけばけ」で朝ドラ初出演 ヒロインの家の庭に住む“蛇と蛙”に 「親戚のおばさんのような気持ちで見守っていきたい」

お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」の渡辺江里子さん(右)と木村美穂さん
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お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」の渡辺江里子さん(右)と木村美穂さん

 お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」の渡辺江里子さんと木村美穂さんが、高石あかりさん主演で、9月29日にスタートする2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」に出演することが8月27日、分かった。阿佐ケ谷姉妹が朝ドラに出演するのは初めて。ヒロイン・松野トキ(高石さん)とレフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)を見守る蛇と蛙(カエル)を演じる。

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 阿佐ヶ谷姉妹は、トキとヘブンの家の庭に住む蛇と蛙の声を担当。2人の歩みを優しく見守る役どころとなる。江里子さんが蛇の声を、美穂さんが蛙の声を務める。

 制作統括の橋爪國臣さんは「物語を見守る蛇と蛙の声は、阿佐ヶ谷姉妹のお二人にお願いしました。脚本のふじきさんと、このドラマをどう語っていくのか、長い時間をかけて議論を重ねました。客観的なナレーションではなく、かといって登場人物が語るのでもない。少しだけ引いた立場から、ユーモアを交え、軽やかに物語を包み込んでくれる存在が理想だ、というふじきさんのアイデアから、この蛇と蛙は生まれました。収録は、いつもお二人が漫才をされる時のように掛け合いながら行い、現場は常に笑いに包まれています」と話している。

 「ばけばけ」は、外国人の夫と共に「怪談」を愛し、西洋化が進む明治の日本で埋もれてきた「名もなき人々」に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語。主演の高石さんは松江の没落士族の娘で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・セツがモデルのヒロイン・松野トキを演じる。脚本は、NHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」やWOWOWの「撮休シリーズ」などを手がけたふじきみつ彦さんが担当する。

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 ◇阿佐ヶ谷姉妹のコメント

江里子:この度、蛇と蛙として2人揃って見守り役をたまわりました。大役にビックリしたわね。

美穂:そうね。でも元々2人とも根がじんめりしている所があるから、蛇と蛙って聞いてうれしかったです。

江里子:私は姉妹の中では姿勢がいいと言われているから、蛇役と聞いて納得したわ。蛇も首を伸ばせばピンとしてるものね。

美穂:私蛙好きだし、蛙でよかったわ。お姉さん目付きが鋭い時あるから、そういうのをふじきさん見てくださったのかも。

江里子:そこなの?

姉妹:時に親身に時に遠目に、親戚のおばさんのような気持ちでおトキちゃんたちを見守っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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